「きれいな横顔(Eライン)を手に入れたい。でも手術は避けたい。」
そんなニーズに応えるのがボツリヌストキシン注射(一般に“ボトックス”と呼ばれる製剤を含む)とヒアルロン酸注入です。いずれも切らずに行えるためダウンタイムが短く、即効性や自然な仕上がりが期待できます。本記事では、2つの施術の仕組み・効果・向き不向き・リスクと対策・持続期間・施術の流れまで詳しく解説。THE FIRST CLINICでの受診を検討している方も、比較検討の材料としてお役立てください。
クリニックの情報
1. 美しい横顔の鍵は「顎」──Eラインの基礎知識
Eライン(エステティックライン)は鼻先と顎先を結ぶ直線のことで、上下の唇がこの線上か、やや内側に収まる状態が理想とされます。ところが、
- 顎先(オトガイ)のボリューム不足や後退
- 口周りの表情筋のクセによる梅干しジワ(顎の凹凸)
- 顎~口元の皮膚のたるみやもたつき
があると、Eラインが崩れ、横顔の印象がぼやけます。ここで活躍するのが、筋肉の動きをコントロールするボツリヌストキシンと、立体的なボリュームを補うヒアルロン酸。目的に応じて使い分けたり、併用することで、切らずに横顔バランスを整えられます。
2. なぜ「切らない顎形成」が選ばれるのか
- 短時間・当日施術可:数分~十数分で完了するケースが多い
- ダウンタイムが短い:腫れや内出血が出ても軽度なことが多い
- デザイン調整がしやすい:鏡を見ながら微調整でき、自然な仕上がりを追求
- 可逆性(ヒアルロン酸):必要に応じて溶解(ヒアルロニダーゼ)も選択可能
- 段階的に改善:少量ずつの追加で失敗リスクの回避と満足度の向上につなげやすい
3. 顎の表情ジワ・過緊張に「ボツリヌストキシン注射」
3-1. 仕組みと適応
ボツリヌストキシンは表情筋の過剰な収縮を抑制します。顎ではオトガイ筋の働きが強いと、皮膚表面が梅干し状に凹凸化。そこに少量投与することで、シワのよりにくい滑らかな顎を目指せます。
また口角下制筋や広頚筋など周辺筋とのバランス調整で、口元のへの字感やフェイスラインのもたつきが目立ちにくくなる場合もあります(適応は個別判断)。
3-2. 期待できる効果
- 顎の梅干しジワ改善、表面のつっぱり感の軽減
- 表情筋の過緊張が原因の細かいちりめんジワ対策
- ヒアルロン酸注入前の土台づくり(筋の動きを落ち着かせ、仕上がりの安定に寄与)
3-3. 持続期間と経過
- 効果発現:およそ3~5日で実感、2週間前後で安定
- 持続期間:一般に3~6か月
- 再投与:効果の減弱に合わせて定期メンテナンスを計画
3-4. メリット
- 即効性がある(数日で変化を実感)
- 切らない・短時間・ダウンタイムが短い
- 細い針を用い、痛みが比較的少ないことが多い
- 表情ジワ由来の不自然な凹凸をなめらかに
3-5. デメリット・リスクと対策
- 効果が一時的(3~6か月):定期的な調整で自然に維持
- 打ち方次第で不自然さ:解剖学知識とデザイン力のある医師を選ぶ
- 内出血・腫れ・かゆみ等:通常は軽度で数日~1週間程度で軽快
- 禁忌・注意:妊娠中/授乳中、将来的な妊娠を強く希望している方、特定の内服(抗凝固薬など)、重篤な神経筋疾患のある方などは必ず医師へ申告し、適応を確認
4. 顎のボリュームアップ・輪郭形成に「ヒアルロン酸注入」
4-1. 仕組みと適応
ヒアルロン酸は体内にも存在する保水性の高い成分。顎先やオトガイ部に注入すると前方/下方への投影が得られ、Eラインが整いやすくなります。
また、皮膚のハリ・ツヤ感の向上や小さなくぼみのカムフラージュにも役立ちます。製剤の硬さ(レオロジー)や粒子径を部位に合わせて選択し、自然な横顔の連続性を演出します。
4-2. 期待できる効果
- 顎先の形成(前方投影・長さ調整)でEライン改善
- 顎後退の印象緩和、顔の下1/3のバランス是正
- 口元のもたつきを相対的に軽減し、シャープなフェイスラインへ
4-3. 持続期間と経過
- 効果発現:直後から視覚的に実感
- 持続期間:製剤や個体差により約6~18か月が目安
- 微調整:2週間前後で馴染みを確認し、必要に応じて追加
4-4. メリット
- 即時性とデザイン性:鏡で確認しながら仕上がりを調整
- 自然な手触り(適切な層・製剤選択時)
- 可逆性:溶解注射で調整可能
- 切らない・短時間・ダウンタイムが短い
4-5. デメリット・リスクと対策
- 吸収性:永続ではないため、定期メンテナンスが前提
- 赤み・腫れ・内出血・むくみ・圧痛:通常は一過性
- しこり・左右差・過矯正:適切な層・量・手技と事前デザインで予防
- 血管塞栓のリスク(稀):解剖に精通した医師・カニューレ活用・吸引確認など安全策を徹底。異常な蒼白や強い痛みが出た場合は即時連絡
- 禁忌・注意:過去のフィラー施術歴・アレルギー・基礎疾患・内服薬は必ず共有
5. 「ボツリヌストキシン」と「ヒアルロン酸」の使い分け・併用最適化
| 目的・悩み | 推奨アプローチ | 期待効果の方向性 |
|---|---|---|
| 顎の梅干しジワ・過緊張 | ボツリヌストキシン | 表情筋の動きを抑えて表面をなめらかに |
| 顎先の前方投影・Eライン形成 | ヒアルロン酸 | 立体的なボリューム付与でラインを整える |
| より高い完成度を狙う | 併用(先にボツ→後からヒアル) | 筋のクセを抑えつつ形を補正、持続・安定性にも寄与 |
併用の王道は、まずオトガイ筋の緊張をボツリヌストキシンで整える→ヒアルロン酸で形状を微調整という順序。これにより持ちの良さや仕上がりの自然さが期待できます。
6. 失敗しないためのチェックリスト(カウンセリング編)
- 理想の横顔の共有:Eライン、顎先の長さ・方向、口唇との関係を写真で共有
- 適応の見極め:筋肉由来か、骨格・ボリューム不足か、原因を特定
- 製剤選定:顎形成に適した硬めのヒアルロン酸か、筋肉強度に見合うボツ量か
- 注入層と針の選択:カニューレの活用や深さの戦略
- 副作用・合併症の説明:万一の際の連絡体制と対処手順
- 段階的施術:少量→評価→微調整で過矯正を回避
- 既往歴・内服薬申告:禁忌・相互作用を回避
7. 施術の流れ(THE FIRST CLINICの例)
- カウンセリング:悩み・希望・生活背景(イベント日程等)をヒアリング
- デザイン設計:横顔の角度、顎先の投影、口唇位置まで立体的に設計
- 麻酔・冷却:痛みと内出血リスクを軽減
- 注入:
- 仕上がり確認・微調整:鏡でラインをチェックし、自然な横顔へ
- アフターケア説明:当日の過ごし方、注意点、再診・連絡方法を共有
8. ダウンタイム・アフターケアの実際
- メイク:針穴周辺を避けて当日~翌日から可(個人差)
- 入浴・運動・飲酒:当日は控えめ、発赤・腫れが落ち着いたら日常復帰
- マッサージ:指示があるまで顎先の強い圧迫・揉みほぐしは避ける
- 経過観察:
異常サイン(強い痛み/蒼白/感覚異常など)を感じたら、自己判断せず即連絡。早期対応が大切です。
THE FIRST CLINICが選ばれる理由
痛みを抑えたヒアルロン酸注入で「怖い」を「安心」に
ヒアルロン酸注入に興味はあっても、
「注射の痛みが怖い」「ダウンタイムが心配」
という理由で一歩踏み出せない方は少なくありません。
当院のヒアルロン酸注入は、痛みをできる限り抑えた施術を徹底しているのが大きな特徴です。細い針やカニューレの選択、注入スピードの調整、麻酔の使い方など、顔面の解剖を熟知した医師が細部までこだわることで、他院と比べても「痛みが少ないヒアルロン酸注入」を実現しています。実際に施術を受けたお客様からは「思っていたよりずっと楽だった」「ここならまたお願いしたい」といったお声を多くいただいています。
自然でバレにくい仕上がりとダウンタイムの少なさ
ヒアルロン酸注入で失敗したくない方が気にされるのが、仕上がりの不自然さとダウンタイムです。
当院では、「入れた感」が前面に出るようなデザインではなく、お顔全体のバランスを見ながら自然に変化するデザインを重視しています。ほうれい線・マリオネットライン・顎先・額・唇など、部位ごとの特徴をふまえて適切な量と層にヒアルロン酸を注入することで、腫れや内出血などのダウンタイムを最小限に抑えつつ、違和感のない若々しい印象へと導きます。
「周りにバレずに少しだけ印象をよくしたい」「仕事を休まずにヒアルロン酸注射を受けたい」という方にも適したプランニングが可能です。
すべてオーダーメイドのヒアルロン酸デザイン
同じヒアルロン酸注入でも、骨格・脂肪の付き方・筋肉の動き・左右差は人によって大きく異なります。当院ではマニュアル通りの一律な注入は行わず、
- カウンセリングでのお悩み・理想イメージのヒアリング
- 表情の動きや横顔のEラインのチェック
- 既存のヒアルロン酸や脂肪量の確認
9. よくある質問(FAQ)
Q1. 痛みはどれくらい?
A. 極細針や局所麻酔・表面麻酔・冷却で多くの方が許容範囲と感じます。痛みの感じ方には個人差があります。
Q2. どのくらいで効果が出る?
A. ボツリヌストキシンは3~5日で実感、2週間で安定。ヒアルロン酸は直後から視覚的に変化がわかります。
Q3. 仕事や外出はいつから可能?
A. 多くは当日~翌日から日常生活に復帰。内出血が出た場合でもメイクでカバーできることがほとんどです。
Q4. 効果はどれくらい続く?
A. ボツリヌストキシンは3~6か月、ヒアルロン酸は6~18か月が目安。個人差・製剤差があります。
Q5. 溶かせますか?(やり直しは可能?)
A. ヒアルロン酸は溶解注射で調整可能です。ボツリヌストキシンは自然代謝を待ちます。
Q6. 未成年・授乳中でも受けられますか?
A. 未成年、妊娠中・授乳中の方は原則不可、または慎重適応。必ず医師とご相談ください。
Q7. 他院で入れたヒアルロン酸が残っています。施術できますか?
A. 製剤や注入層により対応が異なります。超音波評価や溶解を含む安全策を前提に、適応を個別判断します。
Q8. 顎だけでなく鼻や唇も気になります。
A. 顔全体の比率バランスが大切です。顎・鼻・唇の連続性を見ながら、段階的に設計すると自然です。
Q9. どのくらいの間隔でメンテナンスをすべきですか?
A. 目安は、ボツリヌストキシン3~6か月、ヒアルロン酸6~12か月。生活習慣・代謝で個人差があります。
Q10. 失敗や不自然さを避けるコツは?
A. 解剖学に基づく計画、少量からの段階的注入、経験豊富な医師のデザインの3点が鍵です。
10. どんな人に向いている?向いていない?
向いている人
- 手術は避けたいが、横顔を手早く整えたい
- イベント前に印象を上げたい
- 顎の梅干しジワが気になる
- 顎先の投影不足や後退を自然に補いたい
慎重に検討したい人
- 妊娠中/授乳中、重篤な基礎疾患がある
- 強いアレルギー歴がある(特にヒアルロン酸・溶解薬)
- 過去に合併症を経験している(施術歴の詳細共有が必須)
11. THE FIRST CLINICで叶える、切らない横顔デザイン
THE FIRST CLINICでは、切らない施術から外科的アプローチまで幅広く対応。
- 丁寧なカウンセリングで理想像と日常の制約(お仕事・イベント)を把握
- 医師による精密デザインで顎・鼻・唇を含む横顔全体の連続性を重視
- 安全第一の手技(適切な層・量・カニューラ活用・緊急対応体制)
- 段階的アプローチで過矯正を避け、自然で上品な仕上がりへ
“ただ入れる・打つ”ではなく、あなたの骨格と表情に調和するEラインをつくるのが私たちのポリシーです。
12. まとめ|ボツリヌストキシン注射とヒアルロン酸で理想の横顔へ
- 筋肉のクセにはボツリヌストキシン、形の不足にはヒアルロン酸
- 併用で完成度と安定性を高め、切らずにEラインを目指せる
- 持続は可変:定期メンテを前提に、段階的に最適化するのが成功のコツ
- 安全性は医師の解剖学的理解・デザイン力・緊急時の対応力で大きく変わる
理想の横顔は“短時間×低負担”で目指せます。まずはTHE FIRST CLINICのカウンセリングで、あなたに最適な組み合わせと施術計画を一緒に描きましょう。
