RESEARCH
ペロブスカイトの細胞毒性についての研究
研究内容
教授:宮坂 力, 吉田 薫, 池上 和志
研究:ペロブスカイトの細胞毒性について
以下、惟村公郁医師のコメントを引用いたします。

1:ペロブスカイトとは
名前は、ロシアの鉱物学者レフ・ペロフスキーにちなむ。ABX3で表される結晶鉱物。
2:ペロブスカイト太陽電池とは
①低コスト化が見込める材料をフィルムなどに塗布・印刷して作ることができ、作るのもシンプル。
②軽くて柔軟
③主要材料は日本が世界シェア第2位
④高い発電効率25%以上(シリコン太陽電池と同等またはそれ以上)
⑤紫外線だけでなく、白色LEDなど他の可視光でも反応する、広域バンドの発電能力。
デメリット
①素材の耐久力が低い
②重金属である鉛を使用するため、神経毒の危険性が指摘されている←こちらを当方にて共同研究しています。
今後のペロブスカイト太陽電池の普及を予測して、工業化した際の人体への影響をin vitroで研究するのが、小生の研究です。ペロブスカイト自体は元々光をエネルギーに変える感光剤としても利用されていたことから、広域バンドでも反応することも鑑みると、ナノ粒子で人体に取り込まれたら、ナノ粒子そのものによる毒性、重金属である鉛による毒性、また光反応による毒性が予測されます。小生は、この中でもペロブスカイトが光に反応する特性から、予想されないような人体への毒性があるのではと思い、研究しています。
当院では、より実用化目線でのin vitro研究をするため、生体組織(皮膚切片)を大学に提供し、研究へ役立てます。


吉田教授紹介
受精時の精子機能解明に関して、特に精嚢分泌タンパク質による糖鎖を介した細胞膜流動性と受精能獲得制御機構について、また、男性不妊症の臨床研究に関しては新しく「精子の質」の検査法を開発し、その確立に向けて研究を行っている。さらに、海産無脊椎動物であるカタユウレイボヤや精子誘引機構の分子機構解明、精嚢分泌タンパク質由来ペプチドを元に人工授精時の精子保護材の開発、ポリフェノール類の骨形成への影響、トリクロロエチレン代謝物の生体への影響、ペロブスカイトの生体への影響について等の共同研究を行っている。
池上教授紹介
ペロブスカイト太陽電池の簡易作製法の研究とその実践(2008年〜)シグマアルドリッチ社 材料科学の基礎 第9号「ペロブスカイト太陽電池の基礎」に、本研究室で実践した内容が紹介された。


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