ヒアルロン酸は元々体内に存在する物質で、肌の水分や弾力を保つ役割があります。
しかし、年齢と共に体内のヒアルロン酸は減少していくため、乾燥して弾力も失われていきます。
定期的にヒアルロン酸注射をするとどのような変化が起こるのでしょうか。
本記事では、ヒアルロン酸注射を打ち続けると起こることや、メリットデメリットを紹介していきます。
ヒアルロン酸注射をして理想的になったけれど、このまま打ち続けてよいのか迷っている人はぜひ参考にしてください。
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ヒアルロン酸注射を打ち続けるとどうなる?
美容医療では、ヒアルロン酸注射を目の下や額、あごなどに打つ人が多く見られます。
注射後は理想的な状態になっても、ヒアルロン酸は時間の経過により体内に吸収されるため、徐々に元の状態に戻ってしまうのです。
ここからはヒアルロン酸を打ち続けると起こる、以下の現象について説明していきます。
- ヒアルロン酸が体内に吸収される
- 別の部位も改善したくなる
ヒアルロン酸が体内に吸収される
ヒアルロン酸は元々体内に存在する成分です。
ヒアルロン酸の役割は、水分保持と肌の弾力を保つことですが、老化や紫外線とともにヒアルロン酸の量は減少していきます。
40代後半から減少を始めるといわれており、70代では乳幼児の5分の1になります。
ヒアルロン酸を注入することによって、肌内に不足しているヒアルロン酸が補充され、シワやたるみ、くすみ、乾燥の改善が目指せるでしょう。
別の部位も改善したくなる
ヒアルロン酸の注射はダウンタイムが短く、施術後すぐに結果が見えるため、多くの人が利用しています。
施術を受けると、長い間悩んでいた問題が解決してうれしく感じることでしょう。
しかし、一つの悩みが解消されると、他の部分も気になり始めることがあります。
一度施術で満足すると、さらに他の部分もよくしたいと思う人が多い傾向です。
医師と相談し、適切にヒアルロン酸注射を行っていくことが必要です。
ヒアルロン酸を打ち続けると起こるメリット
ヒアルロン酸注射は時間をかけて体内に吸収されるため、理想とする状態を保つためには注射を打ち続けることが必要です。
ここからは、ヒアルロン酸を打ち続けると起こるメリットを説明していきます。
注入部位のコラーゲンが増える可能性がある
ヒアルロン酸注射は、体内のコラーゲン生成を促進する効果があります。
定期的に注射を行うことで、体がコラーゲンを作ろうとする活動が活発になり、肌の水分を保持する能力が高まります。
この結果、乾燥肌が改善され、肌の張りや弾力性が向上していくでしょう。
ヒアルロン酸の持続期間が長くなる
ヒアルロン酸注射は繰り返し施術することで、その効果が持続する時間が長くなる傾向があります。
注射されたヒアルロン酸は完全に体に吸収されるわけではなく、一部は周囲に膜を作って残ることがあるようです。
また、時間が経って減少したヒアルロン酸は、追加で注入することによって以前のような姿を保つことができます。
肌質が改善する
ヒアルロン酸は肌に水分を保持する重要な役割を持っています。
定期的にヒアルロン酸注射を受けることで、肌の水分バランスが改善され、乾燥や小じわの減少などの肌の状態が向上することが期待されます。
ヒアルロン酸を打ち続けると起こるデメリット
ヒアルロン酸を打ち続けることによるメリットは、肌質の改善やコラーゲンの増加などありますが、一方デメリットもあるため、理解しておくことが必要です。
不自然な表情になる
ボトックス注射は筋肉の活動を一時的に抑制することで、しわを防ぎます。
一方、ヒアルロン酸注射は筋肉の動きには直接影響せず、皮膚のボリュームを増やしてしわやたるみを改善します。
ただし、ヒアルロン酸を過剰に注入すると、顔の動きが硬くなり、自然な表情が作りにくくなる可能性があるのです。
そのため、適切な量を注入して自然な結果を得るためには、経験と知識を持った医師を選ぶことが大切です。
また、施術を受ける際は、医師のアドバイスをよく聞き、相談することが重要になります。
過剰に注射したくなる
ヒアルロン酸注射を受けると、効果に満足して別の気になる部位にも同様の治療を希望することがよくあります。
しかし、これを繰り返すと、美的感覚が変わり、元の顔とは大きく異なってしまうリスクがあります。
日常的に鏡を見ることで変化した顔に慣れ、それが「普通」だと感じるようになりますが、効果が薄れると元の顔に違和感を覚えることも多いです。
他人から見た場合、施術が行き過ぎていると感じられることもあります。
客観的な意見を提供し、必要に応じて治療の制限を助言できる医師を選ぶことが非常に重要です。
ヒアルロン酸が残りやすい部位が不自然になる
ヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収されますが、注入された部位ごとにスピードが異なります。
ヒアルロン酸が残りやすいのは以下の部位です。
- 唇
- ゴルゴライン
- 涙袋
- 鼻根
鼻筋と鼻根では吸収スピードが異なることが多く、鼻根の方が残りやすいため鼻が大きく見えるようになりバランスが悪くなります。
このようなアンバランスを避けるためには、質の良いヒアルロン酸を適切な量注入することが重要です。
皮膚が伸びる可能性がある
ヒアルロン酸を注入することで、シワが目立たなくなり、肌にハリが出る効果があります。
しかし、過剰に薬剤を注入し肌をパンパンに張り過ぎると、その後注射をやめた際に皮膚が伸びた状態になる可能性があります。
これは、ヒアルロン酸が体内に吸収された後も、皮膚が元の状態に戻らないことがあるためです。
医師と相談して適切な量を注入しましょう。
注射した部位が下がってくる可能性がある
ヒアルロン酸注射後に、ヒアルロン酸が下がってくる可能性があります。
これは、安くて質の悪いヒアルロン酸を使用した場合に起こりやすいです。
本来なら、ヒアルロン酸注入した後は周囲の組織となじみ動かなくなりますが、質の悪い薬剤の場合、なじみが悪く重力で下がってくるためです。
THE FIRST CLINICはヒアルロン酸注射を適切に行います
ヒアルロン酸注射で自然な仕上がりを求めるなら、THE FIRST CLINICにお任せください。
患者様の状態に合わせて細かく注射の位置や薬剤の量を決めていきます。
TRIBEAUの口コミにも「涙袋と唇のヒアルロン酸注射は痛いと聞いていたが、ここではちくっとするくらいで終わった」というご意見もありました。
カウンセリングもしっかりと時間を取っており、患者様の不安の解消に努めています。
【まとめ】ヒアルロン酸注射を打ち続けるなら医師と相談しましょう
ヒアルロン酸注射は注入後から結果が出る施術方法です。
小じわの改善や肌のハリが戻ってくるため、多くの人が行っています。
しかしヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていくため、理想の状態を保ちたいなら、打ち続ける必要があります。
ヒアルロン酸注射で理想の状態を維持するためには、クリニック選びにはこだわりましょう。
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