「溶ける糸リフトってどんな施術なの?」

「定期的に施術を受けるのはデメリットだけじゃないの?」

このように溶ける糸を使った糸リフトについて気になっている方もいるでしょう。

糸リフトは、メスで切開せずに、頬の中に糸を通してフェイスラインを引き上げる整形術です。

本記事では、溶ける糸を使った糸リフトについて解説します。

糸リフトについてわからない方はぜひ参考にしてみてください。

溶けない糸を使った糸リフトとの比較もまとめています。

溶ける糸を使った糸リフトとは?

溶ける糸を使った糸リフトは、現在主流の糸リフトです。

皮ふの中に挿入した糸は1~2年程度で体内で加水分解されて吸収されます。

糸リフトは、糸をこめかみのあたりから頬の中を通して「コグ」というトゲを使って頬の中に引っ掛けます。

引っ掛けた糸をこめかみの方へ引き上げることで、フェイスラインのリフトアップ効果が期待できる美容整形術です。

現在の糸リフトでは、溶ける糸が多く選択されています。

溶けない糸と比べて溶ける糸はメリットが多く、リスクが少ないからです。

溶ける糸のメリットを5つ紹介

溶ける糸は溶けない糸と比べてメリットが多いです。

溶ける糸のメリットを以下に5つご紹介します。

  • コラーゲン生成の促進ができる
  • 繰り返し施術できる
  • 感染リスクが少ない
  • 長期的な顔の変化にも対応しやすい
  • 他の治療や検査の影響を受けにくい

それぞれについて解説します。

コラーゲン生成の促進が期待できる

溶ける糸はコラーゲンやエラスチン生成の促進が期待できます。

皮ふの中に糸が入ると加水分解で糸が吸収されます。

この時に肌のハリやツヤに関わるコラーゲンやエラスチンなどの成分を作り出す効果が期待できます。

リフトアップ効果と違い、この効果は糸が吸収される1~2年の長期間にわたって起こる効果です。

繰り返し施術できる

溶ける糸を使う糸リフトは繰り返しの施術が可能です。

溶けない糸と違い体内に残らないので、溶ける糸の影響で皮ふの中に異物が残ったり蓄積され続けたりする可能性は低いです。

一般的に溶ける糸でのリフトアップ効果は半年~1年の効果があるとされています。

糸リフトのリフトアップ効果が気に入った場合は再施術を検討してみましょう。

感染リスクが少ない

溶ける糸は体内に残らないので感染リスクが低くなります。

溶けない糸を使った施術のように、体内に異物があるとその分感染リスクが高くなります。

実際に、溶けない糸を使った施術では施術後10年以上経ってから感染が起こった事例も報告されています。

施術後時間が経ってから感染が起きたのは、年齢を重ねると免疫力が低下し、より感染のリスクが高くなるからです。

溶ける糸で施術すれは、糸は体内に残らないので、免疫力が下がっても感染が起こりにくいです。

長期的な顔の変化に対応しやすい

溶ける糸で施術すると長期的な顔の変化に対応しやすいです。

再施術をする際に、最適な位置や範囲に糸の再調整ができるからです。

糸リフトをしても若いころと全く同じ顔を保てるわけではありません。

糸リフトをするとアンチエイジング効果が期待できるので再施術する際は、糸リフトをしなかった場合を考慮して糸を入れるとより効果の高い施術効果が期待できます。

他の治療や検査の影響を受けにくい

溶ける糸であれば、他の治療や検査の影響を受けにくいです。

溶ける糸は金属を使用していないので、画像診断でも写ってしまう可能性は低いです。

MRIではやけどや金属アーチファクトでの画像の乱れのリスクがなく安心して受けることができます。

また、HIFUやボトックスのような他の美容整形の施術が、溶けない糸で糸リフトをした時よりも可能な場合が多いので、併用を考えている施術がある際は担当のクリニックに相談しましょう。

溶ける糸のデメリットを紹介

溶ける糸を使った糸リフトのデメリットは定期的な施術が必要なことです。

溶けない糸を使った場合でも、リフトアップ効果は次第に薄れてくるといわれ、溶ける糸でもリフトアップ効果の維持期間はほとんど変わらないといわれています。

定期的な施術が必要な点を解説します。

定期的な施術が必要

糸リフトで高いリフトアップ効果を維持するには、定期的な施術が必要です。

一般的にリフトアップ効果が期待できるのは半年~1年程度といわれています。

リフトアップ効果が薄れてきてしまう原因は以下の2つです。

  • 糸がゆるんだり外れたりする
  • 糸が溶ける

糸がゆるんだり、外れたりするリスクは、溶ける糸でも溶けない糸でもあります。

溶ける糸を選択すれば、感染のリスクを下げつつ再施術が可能なので、溶ける糸の方がメリットが多いといえます。

溶けない糸ってどうなの?おすすめできない理由を紹介

溶けない糸を選択するのはおすすめできません。

溶けない糸を使った糸リフトがおすすめできない理由は以下の4つです。

  • 再施術できない
  • 他の検査や治療に影響が出る
  • 感染のリスクが高い
  • リフトアップ効果は半永久的でない

これらの理由から溶けない糸を使った糸リフトは選択されず、減ってきたといえます。

10年以上前までは溶けない「金」が材料の糸リフトが主流でした。

溶けない糸の方がリフトアップ効果を維持する見解のクリニックもあるようです。

しかし、現在では溶ける糸の性能が改善したので、溶ける糸でも溶けない糸に同程度のリフトアップ効果の期待ができます。

溶ける糸で糸リフトを検討するならTHE FIRST CLINICがおすすめ

溶ける糸で糸リフトを検討するならTHE FIRST CLINICがおすすめです。

カウンセリングからアフターケアまで力を入れているだけでなく、脳外科で培った0.1ミリ単位の繊細な技術力で糸リフトを受けられます。

【まとめ】糸リフトを受ける際にはリスクの少ない溶ける糸を選ぼう!

  • 糸リフトを受ける際にはリスクの少ない溶ける糸を選びましょう。
  • 定期的に施術すると高いリフトアップ効果の維持も期待できます。