美容クリニックでクマ取りを治療する際には、さまざまな施術方法のなかから自分に合うものを受ける必要があります。
本記事では、代表的な3つの施術方法のメリット・デメリット・ダウンタイムについて詳しく解説します。
クマの種類や見極め方についても言及しているので、クマに悩んでおり治したいと考えている人はぜひ参考にしてください。
クマの種類は主に3つ
クマには、主に以下の3種類があります。
- 黒クマ
- 茶クマ
- 青クマ
それぞれの特徴や原因について解説するので、自身のクマがどれに当てはまるか判断する際にお役立てください。
①黒クマ
加齢によって目の下に脂肪が出現し、影によって発生するクマを黒クマといいます。
年齢の高い人ほど悩まされていることが多いです。
上を向いたときにクマが薄くなる場合、黒クマであると判断できるでしょう。
②茶クマ
アイメイクやクレンジングをする際にこすり過ぎていることなどが原因で色素沈着が起こり、茶色く変色している状態のことを茶クマといいます。
目の下を横に引っ張った際にクマも移動するようであれば、茶クマだと考えられます。
③青クマ
血管が透けていることにより青黒いクマが生じているケースです。
色白な人や目の下の皮膚が薄い人に起こりやすいと言われています。
目の下を引っ張ってもクマが動かないのであれば、青クマである可能性が高いです。
クマ取りの施術方法①眼窩脂肪除去
眼窩脂肪除去とは、目の下に出現している脂肪を取り除くことで影をなくす施術方法です。
目の裏側を数ミリ切開して脂肪を摘出します。ここでは、眼窩脂肪除去における以下の項目について解説します。
- メリット
- デメリット
- ダウンタイムの症状と期間
メリットやデメリットなどを理解しておきましょう。
メリット
美容クリニックや医師にもよりますが、およそ20分程度で施術が完了するため時間がかからない点がメリットだと言えます。
また、メスを使った切開をするものの、裏側を数ミリ切るだけなので傷跡が目立ちにくく、周囲の人に美容医療を受けたことがバレにくく自然に仕上がるのも魅力です。
さらに、脂肪を物理的に取り除けるため元の状態に戻りにくく効果が長続きする点も人気の秘訣です。
デメリット
数ミリとはいえ、切開に抵抗がある人や美容医療を受けたことがない人にとって恐怖心を抱きやすい点はデメリットだと言えます。
また、医師の力量によっては適切な量の脂肪を取り除けず、残ってしまうリスクや取り過ぎにより不自然な見た目になってしまう恐れもあります。
ダウンタイムの症状と期間
眼窩脂肪除去を受けたあとには、1週間~2週間程度ダウンタイムが生じます。
現れる主な症状は、腫れや痛み、内出血です。
個人差があるため、症状が軽い場合や短期間で回復することもあれば、2週間以上続いてしまう場合もあります。
激しい運動や飲酒などの血流が促進される行動を控えたり、患部を刺激せず安静に過ごしたりすることで、症状を和らげられます。
クマ取りの施術方法②脂肪注入
眼窩脂肪除去で脂肪を取り除いたあとに、くぼみを埋めるために脂肪を注入する施術方法です。
基本的には、自分の身体から取った脂肪を入れます。
脂肪注入を単体で行うのではなく、眼窩脂肪除去と併用することが前提です。
- メリット
- デメリット
- ダウンタイムの症状と期間
上記について解説するので、ぜひ参考にしてください。
メリット
自分の身体から摘出した脂肪を注入するため、アレルギー反応が起こりにくく安全性が高い点がメリットです。
また、眼窩脂肪除去だけで済ませるよりも自然でクオリティの高い仕上がりになりやすいです。
以上のことから、仕上がりにこだわりたい人は眼窩脂肪除去と併用して脂肪注入も受けることをおすすめします。
デメリット
眼窩脂肪除去に比べてダウンタイム期間が長引きやすい点は、脂肪注入のデメリットだと言えるでしょう。
また、当然ながら施術が増える分費用もかさみます。ダウンタイムや費用の面を踏まえて施術を受けるか判断するとよいでしょう。
ダウンタイムの症状と期間
目の下の脂肪注入のダウンタイムは、2週間~3週間ほどで、腫れ・痛み・内出血などが出現することが多いです。
ダウンタイム中は、眼窩脂肪除去と同様に血流を促進し過ぎないよう安全に過ごしましょう。
症状が著しい場合やなかなか改善されない場合は、トラブルを防ぐためにも施術を担当した医師に相談しましょう。
クマ取りの施術方法③ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸という薬剤を注射器で注入し、目の下の凹んでいる部分を埋めて均一にする治療方法です。
影をなくせるため、黒クマの解消に効果が期待できます。
- メリット
- デメリット
- ダウンタイムの症状と期間
ダウンタイムについても解説するので、理解したうえで治療を受けるか考えるとよいでしょう。
メリット
注射のみで完了する施術なため、安心して受けられる点がヒアルロン酸注射の魅力です。
メスを使うのが怖い人でも、予防接種を受ける間隔で気軽に挑戦できるでしょう。
費用も比較的安いため、まとまった資金を用意するのが難しい人にも適しています。
また、時間の経過とともにヒアルロン酸が体内に吸収されるため、万が一納得のいく仕上がりにならなかったとしてもやり直すことが可能です。
デメリット
ヒアルロン酸注射によるクマ取りの効果は、半年~1年ほどで消失します。
そのため、クマの目立たない目元を維持するためには定期的に施術を受ける必要があります。
忙しい人にとってはデメリットだと言えるでしょう。
また、適切な量のヒアルロン酸を注入するにはスキルが必要なため、技術力の足りない医師に頼ると失敗するリスクもあります。
ダウンタイムの症状と期間
ヒアルロン酸注射を受けたあとには、内出血などのダウンタイム症状が1週間~2週間程度現れることもあります。
ただし他の施術方法に比べて身体への負担が軽く、なかにはダウンタイム症状がほとんど起こらなかったと感じる人もいます。
THE FIRST CLINICでは適切な施術方法をご提案します
THE FIRST CLINICは、クマ取り治療の経験が豊富な医師が在籍しています。
患者様の目元を入念に確認したうえで、適切な施術方法をご提案しますので、効果を実感しやすいと好評です。
カウンセリングは無料ですので、ぜひお気軽にご来院ください。
【まとめ】自分に合う施術方法でクマ取りの治療を受けよう!
クマ取り治療を美容クリニックで受ける場合、眼窩脂肪除去・脂肪注入・ヒアルロン酸注射のいずれかを選択するケースが多いです。
クマのない綺麗な目元を手に入れるためにも、自分に合う施術方法を選んで治療を受けましょう。
ぜひ、本記事の内容を参考にしてクマによる悩みを解消に導いてください。