目の下にふくらみやくぼみができると、疲れたような顔になったり、老けた印象をもたれたりします。

主な原因は眼窩脂肪で、改善するためにはクリニックでの治療が必要です。

この記事では、目の下がたるむ原因や改善方法について紹介します。

[column_setbtn_reserve]

目の下のたるみとは


目の下のたるみとは、涙袋が下がっていたり、頬と目の下の境目に影が出来ていたりする状態のことです。

目の下には眼窩脂肪(がんかしぼう)があり、眼球を囲むクッションのような役割を担っています。

しかし、さまざまな原因で眼窩脂肪が前に出るとたるんでるように見えてしまうのです。

目の下を触ったときにブヨブヨしている場合は、たるんでいる可能性があります。

目の下がたるむ原因

目の下がたるむ主な原因は、下の4つです。

  • 眼窩脂肪が前に押し出されている
  • 目の周りの筋力が衰えている
  • 頬の脂肪が少ない
  • 生まれつき涙袋が大きい

それぞれについて詳しく紹介します。

眼窩脂肪が前に押し出されている

目の内部は主に眼球・ロックウッド靭帯・眼窩脂肪(がんかしぼう)で構成されています。

  • ロックウッド靭帯:眼球が沈み込まないように支えている靭帯
  • 眼窩脂肪:眼球を囲ってクッションのような役割を担っている

ただしロックウッド靭帯は加齢によってたるみやすいため、年齢とともに眼球が沈み込み、眼窩脂肪が前に押し出されてしまいます。

外から見ると目の下にふくらみと影ができるため、たるんでいるように見えてしまうのです。

目の周りの筋力が衰えている

目の周りには眼輪筋という筋肉があり、瞬きをする時に使われています。

また、眼窩脂肪が前に出ないように抑える役割も担っているとても大切な筋肉です。

しかし、眼輪筋は加齢や生活習慣によって筋力が低下しやすく、眼窩脂肪を支えられなくなります。

眼窩脂肪が支えられなくなると目の下にふくらみが現れるため、たるみが目立つようになるでしょう。

特に、在宅で仕事している方や、人と話す機会が少ない方は顔の筋肉が衰えやすいです。

目のたるみを予防するためにも、日頃から目を動かしたり瞬きしたりしてトレーニングしましょう。

頬の脂肪が少ない

目のたるみは頬上のふくらみも大きく関係しています。

生まれつき顔に脂肪がつきにくかったり、加齢で脂肪が少なくなったりすると頬上のボリュームが無くなりやすいです。

頬上の脂肪が少ない場合、目の下との境目にくぼみができ、たるみが目立つようになります。

生まれつき涙袋が大きい

涙袋は下まぶたにあるふくらみのことで、眼輪筋の発達によって作られています。

大きさには個人差があり、ほとんどない方からぷっくりとした涙袋がある方などさまざまです。

しかし、涙袋が生まれつき大きい場合は、眼輪筋が衰えると全体的に下がるため、たるんでいるように見えてしまいます。

きれいな涙袋をキープするためには、空いている時に目をマッサージしたりスキマ時間に眼輪筋を鍛えたりすることが大切です。

目の下のたるみ改善は治療が効果的

目の下のたるみを根本から改善したい場合は、美容治療が効果的です。

マッサージや筋トレ、化粧品などでのケアはあくまで予防の効果しか見込めません。

美容クリニックでは、目の下のたるみ取り治療を行っているので、一度カウンセリングを受けるのもオススメです。

目の下のたるみ(眼窩脂肪)取りとは

多くのクリニックでは、目の下のたるみ改善として、眼窩脂肪を取る治療を行っています。

目の下のたるみ取りで採用される治療法は「経結膜脱脂法」と「下眼瞼切開法」の2種類です。

経結膜脱脂法 ・下まぶたの裏側に針穴をあけ、眼窩脂肪を取り出す施術。
・切開しないため、表から傷跡が目立たない。
下眼瞼切開法 ・下まつ毛付近を切開し、眼窩脂肪を取ったり移動させたりする施術。
・皮膚を切除できるため、たるみが大きい場合に効果的。

治療に向いている人

目の下のたるみ取り治療に向いている方は、下の通りです。

  • 目の下のたるみが気になる
  • 顔が疲れて見える
  • 目の下のたるみがメイクでカバーしづらい
  • 涙袋がたるんできた
  • 目の下にくぼみができた
  • 目の下にあるシワが目立つ

目の下のたるみ取りをすることで、くぼみや影がなくなり、スッキリとした印象になります。

下眼瞼切開法の場合は、皮膚の切除もできるため、シワの改善にも効果的です。

ダウンタイム・副作用

目の下のたるみ取りのダウンタイムや副作用は下の通りです。

ダウンタイム 副作用
経結膜脱脂 1~2週間 ・腫れ
・内出血
・むくみ
下眼瞼切開法 1~2週間 ・腫れ
・内出血
・むくみ
・傷の痛み
・ドライアイ

ダウンタイム期間は、経結膜脱脂も下眼瞼切開法も同じです。

また腫れや内出血、むくみなどの副作用は、どちらの施術方法でも起こりやすいでしょう。

下眼瞼切開法は皮膚を切るため、施術部分に痛みを感じたり、目が乾燥したりする場合もあります。

目の下のたるみでよくある質問

目の下のたるみについてよくある質問は下の2つです。

  • 治療が失敗するとどうなりますか?
  • 目の下のたるみは自分で改善できますか?

それぞれについて詳しく紹介します。

治療が失敗するとどうなりますか?

経結膜脱脂法や下眼瞼切開法で眼窩脂肪を取りすぎると、目の下にくぼみができたり、凸凹したりする可能性が高いです。

目の下のたるみ取りの治療は難易度が高いため、医師の技術力や経験が足りないことが原因で失敗することもあります。

クリニックを選ぶときは、目の下のたるみ取り治療の症例写真や、患者さんの口コミなどを参考にしましょう。

目の下のたるみは自分で改善できますか?

目の下のたるみは、セルフケアで予防することは出来ますが、根本から改善するのは難しいです。

眼窩脂肪や皮膚のたるみはセルフケアでなくなることはないため、治療で取りのぞく必要があります。

また、自力で改善しようとして目の下のたるみが悪化する可能性もあるため、気になったらクリニックへ相談するのがオススメです。

目の下のたるみを改善したいならTHE FIRST CLINICへ

多摩センター駅から徒歩1分の場所にある「THE FIRST CLINIC」では、目の下のたるみ取り治療を行っています。

院長は脳神経外科に従事していた経験があるため、目のまわりをどのように治療すればリスクが軽減できるかを把握しています。

また痛みや副作用に考慮しているため、安心感をもって施術を受けることが可能です。

患者さんからの評価も高く、Google口コミは★5.0、美容クリニックの予約ができる「トリビュー」の口コミは★4.8となっています。

医師によるカウンセリングも行っているので、目の下のたるみが気になっている方はお気軽にお問い合わせください。

【まとめ】目の下のたるみの正体は眼窩脂肪


目の下がたるむ主な原因は、眼窩脂肪が前にでることです。

セルフケアで予防することは可能ですが、根本から改善するには治療が必要です。

目の下のたるみで悩んでいる方は、一度クリニックへ相談してみてはいかがでしょうか。

[column_setbtn_reserve]