結論から言うと、顎(アゴ)ヒアルロン酸で多くの人が感じる不快感は、①穿刺時のチクッとした刺激、②注入時の圧迫感(深部の違和感)、③数日の筋肉痛様の鈍痛の3つに集約されます。THE FIRST CLINICでは局所麻酔を基本で、ほとんど笑気麻酔(オプション)の併用なく、痛みや不安をさらに抑えています。施術目安は約15分(全体像では15〜30分)と短く、術後の過ごし方を守ればダウンタイムも軽めであることが多いです。
THE FIRST CLINIC(TFC)の、最新の臨床知見も補強しながらまとめた「アゴ(顎)ヒアルロン酸注入」の完全ガイドです。痛みが少なく、腫れも最小限という当院の方針、“本質的な問題を見極めて、最短距離で悩みを解決する”という診療姿勢、そして「美容医療を地域医療の一環に」という理念に沿って、実際に役立つ内容だけを厳選しました。
クリニックの情報
1. ヒアルロン酸注入の基本とTFCの考え方(“層”と製剤の使い分け)
ヒアルロン酸注入は、切らずにボリューム形成・輪郭補正・質感改善を行う代表的な治療です。TFCでは解剖学に基づく注入層の選択と部位ごとの製剤(硬さ・性質)の使い分けを重視。単に「シワを“点”で埋める」のではなく、真皮の深層から“面”で持ち上げることでミミズ腫れや凹凸のリスクを下げ、表情変化にも自然に追随する仕上がりを目指します。
- 注入時間の目安:全体像として15~30分、部位別の実施では約10~15分が目安。短時間・低侵襲で、当日の生活復帰もしやすいのが特長です。
- ダウンタイムの基本:赤み・むくみは~約1週間、内出血は~1~2週間で落ち着くケースが多い—この現実的な目安を、TFCは事前に明示しています。
- TFCの“痛み対策”:局所麻酔を基本に、希望に応じて笑気麻酔(オプション)や麻酔クリームの追加も可能。痛みが少ない運用設計を徹底しています。
ポイント:TFCは「層」を意識し、マイクロカニューレを適宜使い分けることで、血管損傷や血管内迷入の可能性低減にも配慮。
2. アゴ(顎)にヒアルロン酸を入れるメリット:Eラインと輪郭補正
アゴ先に適量を前方(前方投影)へ出すと、横顔のEライン(鼻先と顎先を結ぶ線)に対する唇の位置関係が整い、上品でバランスの良いプロファイルへ近づきます。正面からは逆三角形シルエットが強調され、フェイスラインがシャープに。口元の前突感が気になる方にも有効です。
- Eラインの定義:鼻先(pronasale)から軟部組織顎先(pogonion)へ引いた線。上唇は約4 mm後方、下唇は約2 mm後方が古典的な理想バランスの一つとされます(人種・骨格で最適値は揺れます)。
- “顔が長く見える”は誤解:TFCの顎注入は縦に伸ばすのではなく前へ出す設計が基本。Eラインづくりで洗練された横顔を狙い、既に顎下が長い方などは適応を慎重に判断します。
- 小顔効果が期待できる:意外なことに顎先にヒアルロン酸を入れると、口横のもたつきが目立たなくなり、注入をするのに小顔になった様に見えます。また、目の錯覚で、顎先に光が当たる様になるため、顎先がツンとして面長な印象が解消されます
3. 痛みが出やすいタイミングと感じ方
- 施術中:穿刺時のチクッとした刺激+注入圧が中心。TFCでは局所麻酔をベースに、必要に応じて笑気麻酔を併用し、痛みと不安を同時にコントロールします。
- 直後~当日:軽い圧痛・赤み・むくみが出る場合。短時間で収まることが多く、メイクは24時間後からが原則(基礎化粧品・日焼け止めは当日から可)。触らない・こすらないが鉄則です。
- 数日後(~1週間):筋肉痛様の鈍痛・軽い腫れは数日~1週間で落ち着くのが一般的。個人差はありますが、長引く・増悪する場合は受診を。
4. 副作用とダウンタイムの現実的な目安
TFCでは、赤み・腫れ・内出血・むくみ・痛みをダウンタイム症状として明示。内出血は1~2週間、赤み・むくみは約1週間で改善するケースが多いと案内しています。注入部のマッサージは1週間控えるのが基本です。
稀なリスクとして、アレルギー(添加物などへの反応)が挙げられ、頻度は「約1万人に1人」です。発現は数日~数か月後に遅れて出ることもあり、溶解注射(ヒアルロニダーゼ)や薬物療法で対処します。
臨床補足:ヒアルロン酸フィラーは低リスクとされますが、遅発性反応(炎症・結節など)が稀に報告されています。発現機序は多因子で、免疫学的関与もあり、もし気になる方は最新レビュー・ガイドも合わせて参照ください。
5. 痛み・腫れを抑える「正しいセルフケア」と受診の目安
- 冷却(アイシング):保冷剤はタオル越しに短時間×複数回。直当て・当てっぱなしはNG。
- 触らない・圧をかけない:マッサージ・エステ・美顔器・うつ伏せ寝は1週間回避。形の変形や吸収促進の一因になります。
- 血行促進を避ける:激しい運動・長風呂・サウナ・過度な飲酒は術後1週間ほど控えると安心(腫れ・内出血が長引く要因)。
- 受診の目安:強い痛み・腫れ・赤み・熱感の増悪、指定目安を過ぎても改善乏しい場合はすぐ相談を。TFCは24時間LINE相談を掲げ、ダウンタイム中の不安に即応できる体制です。
6. 痛み最小化のための“TFC流”4つの工夫(事前対策)
- 麻酔の選択:局所麻酔を基本に、笑気麻酔(オプション)や麻酔クリームで痛覚・不安をコントロール。痛みに弱い方でも受けやすい環境を提供。
- 解剖学ベースの設計:どの層へどの硬さを、どの“面”で入れるかを設計。早期馴染みや凹凸の回避につながります。
- 器具選択(マイクロカニューレ):部位により先端が丸いカニューレを選択し、血管・組織損傷や誤注入リスクのさらなる低減を図ります。
- “安静寄り”の生活設計:当日メイクは不可(24時間後から可)、基礎化粧品と日焼け止めは当日からOK。触らない・温めない・飲みすぎないで、痛みと腫れの遷延を防ぎます。
エビデンス補足:血管塞栓(VO)はまれですがゼロではありません。臨床ガイドは低圧・低速注入と適切な解剖認識を推奨。カニューレは針よりVOが少ないとの報告もあります(完全回避ではない点に注意)。
7. アゴ特有の注意点(必要量・見え方・持続)
- 必要量の目安:アゴは一定量を入れないと変化が乏しい部位。1本(1cc)では不足するケースも。ゴール像を共有し、必要量を納得の上で決めるのが基本です。
- “入れ過ぎ”は禁物:出し過ぎると逆にシャープ感が損なわれることも。追加希望があっても全体バランスを再評価し、あえて勧めない判断も行います。
- “顔が長く見える”懸念:TFCは前方投影でEラインを整える考え方。縦延長ではないため、長く見えにくい—ただし既に顎下が長い場合は適応を慎重に検討。
- 施術時間と持続:顎注入は約10分ほどです(全体施術では15~30分)。持続・馴染みは体質・部位・製剤で変動し、複数回で長期持続が期待できます。
8. 料金・麻酔・予約導線(最新ページを必ず確認してください)
- 料金表(税込)
- SHALLOW/ORIGIN:19,800円
- DEEP:29,800円
- RAVINE:49,800円
- AMORPHOUS/CRYSTALLINE:59,800円
- RICH EXOSOME:69,800円
- ヒアルロン酸溶解注射:25,000円
※メニュー・価格は変更・取扱中止の可能性あり。最新の公式料金表をご確認ください。
- オプション
- 笑気麻酔:11,000円(部位ページに明記)/麻酔クリーム:5,500円(鼻ページの記載)
- 予約動線
- 24時間LINEで簡単予約(予約・変更・キャンセルまで完結)。術後は24時間LINE相談で不安に即対応。
9. よくある質問(Q&A)
Q1. どのくらい痛いですか?
A. 穿刺のチクッ+注入圧が中心。TFCは局所麻酔+笑気麻酔(任意)で“痛みが少ない”運用を徹底しています。
Q2. ダウンタイムは?
A. 赤み・むくみは~約1週間、内出血は~1~2週間が目安。メイクは24時間後、注入部のマッサージは1週間控えるのが基本です。
Q3. 遅れて腫れたり硬くなることは?
A. 非常にまれですが遅発性反応の報告はあります。気になる症状は早めに受診し、溶解・薬物的対処を含む適切な管理を受けてください。
Q4. どの製剤を使うの?
A. TFCはMKフィラーを中心に硬さ・特性の異なる複数ラインを使い分け(例:DEEPは鼻・顎にも、RAVINEは高さ・形出しに向く等)。部位×目的に応じて最適解を選択します。
Q5. 安全面が心配……。
A. TFCは層設計・面での注入・カニューレ併用などでリスク低減を図ります。一般論としても、カニューレは針より血管塞栓が少ない傾向が示されます(完全回避ではありません)。在宅用“ノンニードル”注入器具(ハイフロンペン等)は危険とFDAも警告していますので、必ず医療機関で施術を受けてください。
10. TFCが選ばれる理由:痛みと腫れを最小化し、本質的な解決へ
- “世界で一番痛くない美容クリニック”を目指す:理念として痛みの最小化を目指しています。地域医療の一環としての美容医療を掲げ、必要十分な施術のみを提案しています。
- 本質的な問題提起:顎や鼻だけでなく、顔全体のバランス・骨格や軟部組織の状態を踏まえて、“やらない”提案も含めた最適解を示すのがTFC流。過剰な併用を推さないのも大切な姿勢です。
- トータルサポート:24時間LINE、再注入無料の運用(対象・条件あり)など、結果と安心を両立させることを大事にしています。
免責とお願い
本記事は一般的な情報提供です。既往歴・内服薬・体質により最適な選択は変わります。最終判断は医師の診察・説明を優先してください。