顎のヒアルロン酸注入は触るとどんな感じ?ズレることはある?仕上がりと注意点を詳しく解説

顎へのヒアルロン酸注入は、メスを使わずにフェイスラインやEラインを整えられる、人気の高い美容施術です。
「なんとなく気になっているけれど、実際はどんな感じなの?」「入れた後、触ると硬い?ズレたりしない?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

ヒアルロン酸は安全性の高い成分といわれていますが、
・触り心地
・しこりや硬さの有無
・強く触ったときにズレるリスク
・どのくらい持つのか
といったポイントは、実際に受ける前にしっかり知っておきたいですよね。

この記事では、顎のヒアルロン酸注入をしたあとの触り心地やズレる可能性を中心に、
施術の基本・期待できる効果・注意点・クリニック選びのコツまで、分かりやすく解説します。


目次

そもそも顎のヒアルロン酸注入とは?基本からおさらい

まずは、顎のヒアルロン酸注入がどのような施術なのかを整理しておきましょう。

ヒアルロン酸注入で整えるフェイスライン・Eライン

ヒアルロン酸注入とは、フェイスラインやEライン(横顔のバランス)を整えるために、ヒアルロン酸製剤を皮膚や皮下に注入する美容施術です。

顎への注入では、

  • 後退して見える顎を前方・斜め前に出す
  • へこんでいる部分をふっくらさせる
  • 下顔面のラインをシャープに見せる

といった変化を狙います。

施術では、やや硬めのヒアルロン酸製剤を注射器で顎の骨の上あたりに注入し、足りないボリュームを補っていきます。ヒアルロン酸は体内にも存在する保水成分であるため、異物感が少ないのも特徴です。

日本人は「顎が小さい」悩みが多い

日本人は骨格的に、欧米人と比べて顎が小さく後退している人が多いと言われます。そのため、

  • 顔が丸く見える
  • 下半分がもたついて見える
  • 横から見たときに口元が出て見える

といった悩みにつながることも少なくありません。

顎のヒアルロン酸注入は、こうした悩みを切らずにバランスよく整えたい方に向いている施術です。

顎のヒアルロン酸注入に期待できる効果

顎へのヒアルロン酸注入で期待できる主な効果は、次の2つです。

  1. きれいな輪郭形成・小顔効果
  2. シワ・たるみの改善サポート

1.きれいな輪郭形成で小顔に見せる

顔全体のバランスを整えるためには、
頬・顎・こめかみ・額など、複数の部位にヒアルロン酸を組み合わせることがあります。中でも、顎は輪郭の印象を決める重要なポイントです。

顎にヒアルロン酸を注入することで、

  • フェイスラインがスッと V 字型に近づく
  • 下膨れ感や丸顔の印象が軽減される
  • 顔の縦ラインが強調され、小顔に見えやすくなる

といった視覚効果が期待できます。
実際に顔のサイズが変わるわけではありませんが、バランスが整うことで「痩せた?」と言われることもあるほど印象に差が出る場合もあります。

2.シワやたるみの改善にもつながる

年齢とともに気になる、口元や顎周りのシワ・たるみ。
ヒアルロン酸でボリュームを補うことにより、

  • 下顎ラインのもたつきを支える
  • たるんだ皮膚を内側から押し上げる
  • ハリ感のあるシャープな顎元に近づける

といった効果が期待できます。

適切な位置・量で注入することで、「自然に若々しく見える輪郭」に近づけるのも、顎ヒアルロン酸ならではの魅力です。

顎のヒアルロン酸注入のメリット

顎のヒアルロン酸注入には、次のようなメリットがあります。

  • ダウンタイムが軽い
  • 少量ずつ注入して細かい調整ができる
  • イメージと違った場合は溶解注射で修正できる場合も
  • アレルギーや感染リスクが比較的少ない

ダウンタイムが軽く、翌日からメイクも可能なことが多い

顎ヒアルロン酸メスを使わない注射の施術です。
そのため、ダウンタイムは比較的軽く、

  • 注入直後に、軽い腫れや赤み・内出血が出ることがある
  • 多くは数日~1週間ほどで落ち着いてくる
  • メイクは翌日から可能とされることが多い

といった特徴があります。
長期の休みを取るのが難しい方や、仕事・学校を続けながら少しずつ美容医療を取り入れたい方にも向いています。

少量ずつ注入して、鏡を見ながら確認できる

顎のヒアルロン酸注入では、少しずつ製剤を入れていき、鏡で仕上がりを確認しながら調整していく方法を取るクリニックも多数あります。

  • 「もう少しだけ顎を出したい」
  • 「あまりやりすぎたくない」
  • 「正面より横顔重視でデザインしてほしい」

といった細かな希望も、ドクターと相談しながら仕上げていけるのが注入治療の強みです。

ヒアルロニダーゼで溶かせる製剤もある

もし施術後に「イメージと違った」「バランスを調整したい」と感じた場合、ヒアルロン酸を分解するヒアルロニダーゼという薬剤で、修正できるケースもあります。

  • 一度入れたら一生戻らないわけではない
  • 必要であればデザインをやり直したり、量を減らしたりできる可能性がある

こうした“後戻りできる選択肢”があることも、顎ヒアルロン酸が選ばれる理由のひとつです。
※ただし、使用するヒアルロン酸の種類や状態によって対応が異なるため、事前に医師に確認しましょう。

アレルギー・感染リスクが比較的低い

ヒアルロン酸は、もともと私たちの肌や関節に含まれている保水成分です。
現在主流の製剤は非動物性のものが多く、アレルギーが少なく感染リスクも低く抑えられているのが一般的です。

もちろん、どのような医療行為でもリスクがゼロになることはありませんが、事前にしっかり説明を受け、不安があれば質問して解消しておくことが大切です。

顎のヒアルロン酸注入後の注意点

次に、施術を受ける前に知っておきたい注意点を整理しておきましょう。

1.効果は数か月〜2年程で徐々に薄れていく

ヒアルロン酸は体内で少しずつ分解・吸収されていく成分です。
そのため、一度の注入で一生効果が続くわけではありません。

  • 持続期間の目安:数か月〜2年程
  • 使用する製剤の種類・注入量・部位・体質などで大きく変わる
  • きれいなラインをキープしたい場合は、定期的な再注入が必要

長く保たせたい方は、最初のカウンセリングで「どのくらいの頻度でメンテナンスが必要になりそうか」を確認しておくと安心です。

2.輪郭やEラインは「やりすぎない」のがポイント

顎のヒアルロン酸注入は、少量であればとても自然な変化が得やすい反面、入れすぎると不自然な印象になりやすい部位でもあります。

  • 顎を出しすぎる → 顔が長く見える
  • 正面からの印象がシャープになりすぎてキツく見える
  • 横顔だけ異様に尖って見える

といった結果にならないためにも、控えめスタートで様子を見るのが安心です。
Eラインを整えたい場合は「顎を前方ではなく斜め前に出す」デザインにすることで、自然なバランスに仕上がりやすくなります。

3.皮膚や骨格の状態によっては形成が難しいこともある

皮膚の厚み・たるみの程度・骨格の形・筋肉の動き方などによっては、ヒアルロン酸だけで理想どおりの形を作るのが難しいこともあります。

また、製剤の性質によっても、

  • シャープなライン形成が得意なもの
  • なめらかな丸みをつくるのが得意なもの

など、適した用途が異なります。
事前にしっかり診察・カウンセリングをしたうえで、あなたの骨格に合ったプランを提案してくれる医師かどうかが重要です。

4.医師の技術やセンスにより仕上がりに差が出る

顎ヒアルロン酸の仕上がりを左右するのは、製剤だけではありません。

  • 注入する深さ
  • 量の調整
  • 顔全体のバランスを見たデザイン力
  • 解剖学的な知識と経験

など、医師の技術やセンスによって自然な仕上がりになるかどうかが大きく変わります。
そのため、「どのクリニックで施術を受けるか」だけでなく、「どの医師に担当してもらうか」も重視したいポイントです。

顎のヒアルロン酸注入後に触ったときの感覚は?

ここからは、多くの方が気になる「触ったときの感触」について詳しく解説します。

自然な仕上がりの場合の触り心地

顎のヒアルロン酸には、主に硬めの製剤が使われます。
顎は骨格を形づくる部位のため、柔らかすぎるとプニプニした違和感が出やすく、硬めのものを使った方が骨のようにしっかりとした感触になり、自然な仕上がりになりやすいからです。

  • 自分で触ると「少ししっかりしているかな」と感じる程度
  • 他人が軽く触れたくらいでは、特に気づかれにくい
  • 見た目も触り心地も、日常生活では違和感を持たれにくい

といったケースがほとんどです。

注入直後〜数日の間に感じやすい感覚

注入直後は皮下に硬さ・しこりを感じることがある

顎のヒアルロン酸注入直後〜数日の間は、

  • 皮膚の下にコリッとした硬さを感じる
  • 少し押すと違和感がある
  • 場合によってはしこりのように感じる

ことがあります。
これは、ヒアルロン酸がまだ周囲の組織になじみきっておらず、腫れやむくみも影響している一時的な状態であることが多いです。

ヒアルロン酸自体は体内に吸収されても害の少ない成分ですが、痛み・熱感・赤みが強い場合は早めに医師へ相談しましょう。

1週間ほどでなじんでくることが多い

個人差はありますが、注入から2〜3日間は硬さが目立ち、その後1週間ほどかけて徐々になじんでいくケースが一般的です。

  • 触ったときのゴリゴリ感が落ち着いていく
  • 見た目の腫れや違和感が引いてくる
  • 顎のラインが自然な形に近づいてくる

こうした変化が見られるまでは、むやみに触ったりマッサージをしたりしないことが大切です。

不自然な硬さやしこりを感じるケースとは?

なかには、「いつまで経っても違和感がある」「触ると不自然に硬い」と感じるケースもあります。代表的な原因を見てみましょう。

柔らかいヒアルロン酸を使ってしまった場合

顎は本来「骨代わり」として使うため、硬い製剤が向いています。
もし顎に柔らかいヒアルロン酸を注入してしまうと、

  • 触るとプニプニしている
  • 通常の顎の感触とかけ離れて違和感がある

といった状態になりやすくなります。
顎への注入には、硬めのヒアルロン酸を選ぶことが基本です。

注入量が多すぎて皮膜のように固まるケース

顎にヒアルロン酸を入れすぎると、皮膚の下で「皮膜」のように固まり、しこりとして残る場合があります。

  • 一部分だけ盛り上がっている
  • 触ると分かる固い塊がある

など、明らかな違和感があるときは、自己判断で強く揉みほぐしたりせず、早めに医師に相談しましょう。
必要に応じてヒアルロニダーゼによる溶解や再デザインが検討されることもあります。

ヒアルロン酸注入後に顎を強く触るとどうなる?

強く押す・マッサージするのはズレの原因に

顎のヒアルロン酸注入後、強い力で顎を押したりマッサージしたりする行為はNGです。

  • 注入したヒアルロン酸が本来の位置からズレる
  • デザインしたラインが崩れる
  • 左右差やデコボコが目立つ原因になる

特に、術後1週間ほどはヒアルロン酸がまだ動きやすい時期のため、強い圧迫やマッサージは避けましょう。

洗顔・メイクのときは「やさしく」が基本

洗顔やクレンジング、スキンケア、メイクなどで顎周りを触る際も、

  • ゴシゴシこすらない
  • 不必要に長時間押さえつけない
  • 顎をつかんで力を入れてマッサージしない

といった点を意識して、やさしく触れる程度にとどめるのがおすすめです。

顎ヒアルロン酸を長持ちさせる・きれいな形を保つコツ

顎のヒアルロン酸注入の効果をできるだけ長く、きれいな状態で保つためには、以下のポイントも意識しましょう。

  • 顎に適した硬さ・種類の製剤を選ぶ
  • 顔全体のバランスを見てデザインしてくれる医師に依頼する
  • 過度な刺激やマッサージを避ける
  • 定期的にメンテナンスのタイミングを相談する

とくに顎は、食事や会話で日常的に動かす部分です。
だからこそ、施術前のデザインと、施術後の扱い方の両方がとても重要になります。

顎のヒアルロン酸注入の疑問を解消するには、クリニック選びが重要

触り心地やズレるリスクなど、顎のヒアルロン酸に関する不安を少なくするには、信頼できるクリニックと医師を選ぶことが何より大切です。

実績や評判を事前にチェックしよう

クリニック選びの際は、次のようなポイントを確認してみてください。

  • 顎ヒアルロン酸・輪郭形成の症例写真が豊富か
  • 顎やEラインのビフォーアフターが分かりやすく掲載されているか
  • 評判や口コミで、カウンセリングや対応への満足度が高いか

症例写真を見るときは、
「ビフォーだけ極端に暗い・角度が違いすぎる」など、不自然な比較になっていないかもチェックするとよいでしょう。

無料相談を複数院で受けて比較するのがおすすめ

実際に無料相談をいくつか受けてみて、

  • 説明が分かりやすく、リスクもきちんと話してくれるか
  • 質問に丁寧に答えてくれるか
  • 無理に高額な施術をすすめてこないか
  • この先生なら任せてもいいと思えるか

といった点を比較してみるのがおすすめです。

一か所にこだわる必要はありません。
カウンセリングで不信感や違和感を覚えた場合は、他のクリニックも検討してみましょう。

THE FIRST CLINIC顎のヒアルロン酸注入後のアフターフォローも万全

安全性が高いとされるヒアルロン酸注入とはいえ、「異物を体内に入れる」ことに不安を感じる方も多いでしょう。

THE FIRST CLINICでは、こうした不安を少しでも軽減できるよう、
丁寧なカウンセリングと個々人に合わせたオーダーメイドの施術、そして術後のアフターフォローに力を入れています。

一人ひとりに合わせたオーダーメイドデザイン

  • 顎の後退具合や顔全体のバランス
  • 横顔・正面どちらを重視したいか
  • ナチュラル志向か、しっかり変化を出したいか

といった点をヒアリングしたうえで、その方に合わせた顎ヒアルロン酸のデザインを行います。

術後も安心のフォロー体制

「触り心地が気になる」「左右差が気になる気がする」など、術後に心配なことが出てくるのは当然です。
THE FIRST CLINICでは、術後の相談にも対応しており、

  • 経過の確認
  • 必要に応じた調整やアドバイス

など、アフターフォローにも注力しています。
はじめて顎にヒアルロン酸を入れる方にとっても、安心して相談できる環境が整っています。

カウンセリングは無料で相談しやすい

THE FIRST CLINICでは、カウンセリングを無料で行っています。丁寧なカウンセリングと患者様それぞれに合わせたデザインを心がけています。

  • 顎のヒアルロン酸が自分に向いているか知りたい
  • どのくらい変化させるべきか一緒に考えてほしい
  • 料金やダウンタイムについて詳しく聞きたい

といった相談も、気軽にしていただけます。
話を聞いてみてから、施術を受けるかどうか決めることももちろん可能です。

「まずは情報収集から始めたい」という方も、遠慮なくカウンセリングを活用してみてください。

実際に施術を受けた患者様からは、

  • 「ほとんど痛みを感じなかった」
  • 「横顔に自信が持てるようになった」
  • 「自然なのに、きちんと変化があって嬉しい」

といったお声も多くいただいています。

ヒアルロン酸注入に興味はあっても、
「注射の痛みが怖い」「ダウンタイムが心配」
という理由で一歩踏み出せない方は少なくありません。

当院のヒアルロン酸注入は、痛みをできる限り抑えた施術を徹底しているのが大きな特徴です。細い針やカニューレの選択、注入スピードの調整、麻酔の使い方など、顔面の解剖を熟知した医師が細部までこだわることで、他院と比べても「痛みが少ないヒアルロン酸注入」を実現しています。実際に施術を受けたお客様からは「思っていたよりずっと楽だった」「ここならまたお願いしたい」といったお声を多くいただいています。

顎のヒアルロン酸注入に興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。

【まとめ】顎のヒアルロン酸注入後は強く触らず、正しいアフターケアで理想の輪郭へ

顎のヒアルロン酸注入は、フェイスラインやEラインを整え、小顔に見せる効果が期待できる人気の美容施術です。
一方で、注入後の触り心地や「ズレてしまわないか?」という不安を持つ方も多いでしょう。

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