顎のヒアルロン酸注入は、横顔のEライン改善やフェイスラインの引き締め、小顔見せが期待できる人気の美容施術です。
本記事では、「顎ヒアルロン酸はどれくらいで馴染むのか?」「持続期間は?」「施術後のNG行動は?」といった、施術前に多くの方が知りたいポイントを徹底解説します。
馴染むまでの経過、自然な仕上がりにするコツ、失敗を防ぐための注意点、クリニック選びの基準まで網羅し、顎ヒアルロン酸を検討している方が必要な情報を一記事で理解できるようにまとめました。
クリニックの情報
顎のヒアルロン酸注入とは?
顎のヒアルロン酸注入とは、顎の骨格に合わせてヒアルロン酸製剤を注入し、フェイスラインのバランスを整える治療です。
極細の針やカニューレを用いて注入するため、メスを使わずに輪郭の補正ができます。
顎ヒアルロン酸注入の特徴
- メスを使わないプチ整形
- 施術時間は約10分程度と短い
- ダウンタイムが比較的少ない
- 仕事帰りや予定の合間にも受けやすい
- ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分であり、アレルギーリスクは比較的少ないとされる
「鼻はそのままで、横顔のバランスだけ整えたい」
「シャープな顎にして、輪郭をすっきり見せたい」
といった方に向いている治療です。
顎のヒアルロン酸注入で期待できる効果
顎にヒアルロン酸を注入することで、次のような効果が期待できます。
- メリハリのある印象を与えられる
- 輪郭が逆三角形に近づく
- フェイスラインがすっきりとした小顔に見える
- 顎がシャープになり、美しいEラインを形成しやすくなる
- ケツあご(割れあご)や口ゴボが目立ちにくくなる
Eラインとは?
横顔を横から見たとき、鼻先(鼻尖)と顎先を結んだ直線を「Eライン」と呼びます。
このライン上、もしくはやや内側に唇が収まっている状態が、美しい横顔の黄金バランスとされています。
顎がやや後ろに引っ込んでいると、Eラインが崩れ、口元が前に出て見える「口ゴボ」や、のっぺりとした印象につながることも。
顎に適量のヒアルロン酸を注入することで、バランスの整ったEラインに近づけることが期待できます。
顎ヒアルロン酸が向いている人
- 顎が小さく、のっぺりした横顔が気になる
- フェイスラインをシャープに見せたい
- 口元が前に出て見えるのを少しでも改善したい
- メスを入れる手術には抵抗がある
- ダウンタイムを短くしたい・仕事を休みにくい
上記に当てはまる方は、顎のヒアルロン酸注入が選択肢のひとつになります。
顎に注入したヒアルロン酸が馴染むまでの期間
顎に注入したヒアルロン酸が馴染むまでの目安は、約1〜3週間です。
ただし、次のような要因によって、馴染むまでの期間には個人差があります。
- 体質・体内の代謝の違い
- 使用するヒアルロン酸製剤の種類(硬さ・性質など)
- 注入量・注入デザイン
- 施術後の過ごし方(NG行動の有無など)
タイムライン別のイメージ
あくまで目安ですが、以下のような経過をたどるケースが多いです。
施術直後〜当日
- 注入直後は、デザイン通りにしっかりと形が出やすい
- 針を刺した部分に赤み・腫れ・むくみを感じることもある
- 人によっては「少し入れすぎかな?」と感じる場合も
1〜3日後
- 軽い腫れやむくみが続く場合がある
- 周囲から見て大きな違和感を覚えるほど腫れることはまれ
1週間前後
- 腫れ・赤み・むくみが落ち着き、徐々に自然なラインに近づく
- 顎の形が「馴染んできた」と感じやすい時期
2〜3週間後
- ヒアルロン酸と組織がなじみ、より自然な輪郭に
- 多くの方が、この頃を「完成形」と感じる
大事な予定(写真撮影・イベント・人前に立つ仕事など)がある場合は、少なくとも2〜3週間前までに施術を受けておくと安心です。
顎ヒアルロン酸注入の効果持続期間
顎のヒアルロン酸注入の効果持続期間の目安は、約6ヶ月〜1年半です。
効果持続期間に影響する主な要因
- 使用するヒアルロン酸製剤の種類・硬さ
- 体質(代謝が早い方は、やや早く吸収されることも)
- 注入量・注入部位
- 日常の生活習慣(運動量・喫煙・紫外線など)
一般的に、顎のような動きの少ない部位は、ほかの部位に比べて持続期間が長めとされています。
また、繰り返し施術を受けることで吸収スピードがゆるやかになり、持ちがよくなる傾向があるともいわれています。
理想の状態をキープしたい場合は、ドクターと相談しながら、半年〜1年ごとを目安にメンテナンスを検討するとよいでしょう。
顎ヒアルロン酸注入後にやってはいけないNG行動
顎のヒアルロン酸注入後は、ダウンタイムを悪化させたり、形を崩したりしないための注意点があります。
ここでは代表的なNG行動を解説します。
1. 激しい運動や長時間の入浴
施術直後〜数日は、
- 激しい運動(ランニング・筋トレ・球技など)
- 長時間の入浴
- サウナ
- 過度な飲酒
など、体温や血流を急激に上げる行動は控えましょう。
血行が良くなりすぎると、
- 腫れや赤みが強く出る
- 内出血が悪化する
など、ダウンタイム症状が長引く原因になることがあります。
シャワー・アイシングのポイント
- 入浴は短時間のシャワー程度にとどめる
- 1日に数回、タオル越しに軽くアイシングを行うと、腫れや違和感が落ち着きやすい
- 保冷剤を直接肌に当てないこと(凍傷や血行障害のリスクがあるため)
2. マッサージやエステ・美顔器の使用
施術後およそ1ヶ月程度は、以下の行為は控えましょう。
- 顔やフェイスラインのマッサージ
- エステでの強いトリートメント
- RF美顔器・EMS美顔器などの使用
これらを行うと、
などが懸念されます。
「マッサージをすると早く馴染む」という説もありますが、医学的な根拠はなく、むしろトラブルの原因になるリスクの方が高いと考えられています。
自己判断でのマッサージは避け、必要なケアはクリニックで相談しましょう。
3. 顎を強く圧迫する・ぶつける・うつ伏せ寝
ヒアルロン酸がまだ安定していない時期に、
- 顎を手で強く押さえるクセ
- 顎をぶつけてしまう
- 長時間のうつ伏せ寝・横向き寝で顎に強い圧がかかる
といったことが続くと、左右差や変形の原因になる場合があります。
施術後しばらくは、
- 顎を支える姿勢(頬杖・顎杖)を避ける
- できるだけ仰向けで寝るよう意識する
など、顎に不要な圧迫がかからないよう注意しましょう。
4. 注入部位を頻繁に触る・いじる
「形が気になって、つい触ってしまう」「硬さを確かめたい」といった理由で、何度も顎を触る方もいますが、これも避けたい行動です。
- 不要な刺激で腫れや赤みが長引く
- 力の加わり方によっては形に影響が出る可能性
などがあるため、施術部位をむやみに触らないことが大切です。
顎のヒアルロン酸注入に関するQ&A
ここからは、「顎ヒアルロン酸」に関してよくある質問をQ&A形式でご紹介します。
Q1. どんなダウンタイム症状が生じる?
顎にヒアルロン酸を注入した後、以下のような症状が出る場合があります。
- 赤み・腫れ
- 内出血
- むくみ
- 軽い痛み・圧痛
これらは一般的なダウンタイム症状であり、数日〜1週間程度でおさまることがほとんどです。
個人差はあるものの、周囲が明らかに気づくほど大きく腫れるケースは多くありません。
ただし、
- 痛みが強くなる
- 皮膚の色が白くなる・まだらになる
- 熱感・強い違和感が続く
など、通常と異なる症状を感じた場合は、自己判断せずにすぐクリニックへ連絡しましょう。
Q2. ヒアルロン酸の吸収を早める方法はある?
基本的に、安全に配慮したうえでヒアルロン酸の吸収を意図的に早める方法はありません。
- 「マッサージをすれば早く馴染んで、早くなくなる」
- 「揉みほぐせば自然になる」
といった噂がありますが、医学的な根拠は乏しく、
- ダウンタイム症状が悪化する
- ヒアルロン酸の形が崩れる
- 予期しない凹凸が出る
などのリスクがあります。
どうしても仕上がりが気になる場合は、注入したヒアルロン酸を分解する薬剤(ヒアルロニダーゼ)による調整なども選択肢になります。
自己判断ではなく、必ず施術を受けたクリニックで相談してください。
Q3. 術後に痛みが引かないときは?
通常、施術後の痛みは数日程度で落ち着くことが多いですが、
- 痛みがどんどん強くなる
- 我慢できないほどの痛みがある
- 腫れや色の変化を伴う
といった場合は、速やかにクリニックへ連絡しましょう。
アレルギー反応や血流障害など、早期の対応が必要なトラブルが隠れている可能性もあります。
自己判断で市販薬を飲み続けるのではなく、医師の診察を受けることが大切です。
Q4. メイクや洗顔はいつからできますか?
多くのクリニックでは、
- メイク:施術当日〜翌日から可能(針穴部分を強くこすらない範囲で)
- 洗顔:当日から優しく行うことが可能
としていることが多いですが、クリニックや施術内容によって細かな指示は異なります。
必ず、施術を担当したドクター・看護師の指示に従ってください。
Q5. もし仕上がりが気に入らなかったら?
「思っていたより顎が出すぎてしまった」「左右差が気になる」といった場合は、経過観察のうえ、必要に応じて微調整を行うこともあります。
- 追加でヒアルロン酸を足す
- 別部位とのバランスを整える
- 分解注射でボリュームを減らす
など、ケースに合わせた対応が可能なこともあるため、気になる点があれば早めに相談しましょう。
顎ヒアルロン酸を成功させるクリニック選びのポイント
顎のヒアルロン酸注入は、ドクターのセンスと技術によって仕上がりが大きく変わる施術です。
満足度の高い結果を得るためには、次のようなポイントを参考にクリニックを選びましょう。
- 顎・輪郭のヒアルロン酸注入の症例数が多い
- 症例写真がわかりやすく掲載されている
- リスク・ダウンタイムについても丁寧に説明してくれる
- ヒアルロン酸の種類や特徴をきちんと説明してくれる
- カウンセリングに十分な時間をかけてくれる
- 質問しやすく、無理な勧誘がない
- アフターケア・トラブル時の対応が整っている
価格だけで選ぶのではなく、信頼して任せられるドクター・クリニックかどうかを重視することが大切です。
THE FIRST CLINICは患者様一人ひとりに寄り添います
THE FIRST CLINICでは、顎ヒアルロン酸注入を含む美容医療メニューにおいて、丁寧なカウンセリングと患者様それぞれに合わせたデザインを心がけています。
- 顔全体のバランスを見ながら、顎だけでなく額・鼻・口元との調和を考えたご提案
- 「できるだけ自然に」「しっかり変化を出したい」など、理想のイメージに合わせた注入量・デザインの調整
- 不安や疑問を解消できるよう、リスクやダウンタイムについてもわかりやすくご説明
実際に施術を受けた患者様からは、
- 「ほとんど痛みを感じなかった」
- 「横顔に自信が持てるようになった」
- 「自然なのに、きちんと変化があって嬉しい」
といったお声も多くいただいています。
ヒアルロン酸注入に興味はあっても、
「注射の痛みが怖い」「ダウンタイムが心配」
という理由で一歩踏み出せない方は少なくありません。
当院のヒアルロン酸注入は、痛みをできる限り抑えた施術を徹底しているのが大きな特徴です。細い針やカニューレの選択、注入スピードの調整、麻酔の使い方など、顔面の解剖を熟知した医師が細部までこだわることで、他院と比べても「痛みが少ないヒアルロン酸注入」を実現しています。実際に施術を受けたお客様からは「思っていたよりずっと楽だった」「ここならまたお願いしたい」といったお声を多くいただいています。
カウンセリングは無料で承っておりますので、顎のヒアルロン酸注入に興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
無理な勧誘は行っておりませんので、まずはお悩みやご希望をお聞かせいただければ幸いです。
【まとめ】顎ヒアルロン酸を成功させたいなら、馴染む期間とNG行動を知っておこう
最後に、本記事のポイントをまとめます。
- 顎のヒアルロン酸は、およそ1〜3週間かけて馴染んでいく
- 効果持続期間の目安は、約6ヶ月〜1年半
- 持続期間や仕上がりには、体質・製剤の種類・注入デザイン・生活習慣などが影響する
- 施術後は、
- 激しい運動や長時間の入浴
- サウナ・過度な飲酒
- マッサージ・エステ・美顔器
- 顎の強い圧迫や頻繁に触ること
などは避ける
- ダウンタイム症状は、通常は数日〜1週間程度で落ち着くことが多い
- 不安な症状が続く場合や痛みが強い場合は、自己判断せずに早めにクリニックへ相談することが大切
- 美しい仕上がりを目指すには、顎・輪郭のデザインに慣れたドクターがいる信頼できるクリニック選びが重要
「横顔に自信を持ちたい」「フェイスラインを整えて小顔に見せたい」とお考えの方は、ぜひ、顎のヒアルロン酸注入を選択肢のひとつとして検討してみてください。
その際は、馴染むまでの期間やNG行動を正しく理解し、信頼できるクリニックで安全に施術を受けることが何より大切です。
