糸リフトを受けてフェイスラインを引き締めたいものの、どれくらいの期間効果が続くか分からず困っている人もいるでしょう。
糸リフトは手軽に受けられる反面、半永久的に効果が続くわけではありません。
本記事では、糸リフトの効果持続期間や適切な施術頻度について詳しく解説します。
また、半永久的にリフトアップ効果が期待できる施術「切開リフト」についても説明しているため、美容医療の力で輪郭を引き締めたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
そもそも糸リフトとは
糸リフトとは、こめかみ付近から糸を挿入し、フェイスラインを引き上げる施術です。
美容クリニックによって、使用する糸の種類が異なります。ここでは、以下の項目について詳しく解説します。
- 糸リフトの期待できる効果やメリット
- 糸リフトのダウンタイム症状やデメリット
まずは、糸リフトがどのような美容医療なのか理解を深めましょう。
糸リフトの期待できる効果やメリット
糸リフトを受ければフェイスラインを引き締める効果が期待できるため、加齢とともにたるみやもたつきが気になってきている人から人気を集めています。
また、後述する切開リフトに比べて費用が安く、メスを入れて切開する必要もないため気軽に受けられる点もメリットです。
これまでに美容医療を受けたことがない人でも挑戦しやすいでしょう。
効果が半永久的でないからこそ、万が一思い通りに仕上がらなかったとしても、時間が経てばまたやり直せるのも嬉しいポイントです。
糸リフトのダウンタイム症状やデメリット
糸リフトを受けたあとには、以下のダウンタイム症状が現れます。
- 痛み:3日~1ヶ月程度
- 腫れ:1週間程度
- 内出血:2週間〜1か月程度
- 引きつれや違和感:3日程度
他の美容医療に比べると糸リフトのダウンタイム症状は軽く、仕事などへ支障を来しにくい傾向にあります。
ダウンタイム中は安静に過ごすことを心がけ、内出血が気になる場合はファンデーションやコンシーラーで上手に隠しましょう。
その他のデメリットとしては、切開リフトに比べると効果がやや穏やかな点が挙げられます。
ナチュラルに仕上げたい人にとっては適しているとも言えるでしょう。
糸リフトの効果は1〜2年持続する場合が多い
個人差があるため一概には言えませんが、糸リフトの施術を受けたあとは1〜2年効果が持続する場合が多いです。
口を大きく動かしすぎたり、患部を必要以上に触ったりすると、糸がずれてしまい効果が早くなくなる場合もあるため注意しましょう。
糸リフトの適切な施術頻度
糸リフトはの効果を維持したい場合、「効果が切れてきた」と感じたタイミングで再度施術を受けることをおすすめします。
自分で判断ができない場合は、医師に診てもらって治療計画を立てるとよいでしょう。
頻繁に施術を受けると不自然になってしまう恐れがあるため、注意が必要です。
効果が半永久的に持続させたいなら切開リフト(フェイスリフト)
糸リフトと同様、リフトアップ効果がありながら、半永久的に仕上がりを維持できる施術として、切開リフトが挙げられます。
切開リフトとは、名前のとおりメスで皮膚を切開し、縫合することでフェイスラインを引っ張り上げる施術です。
ここでは、以下について解説します。
- 切開リフト(フェイスリフト)の期待できる効果やメリット
- 切開リフト(フェイスリフト)のダウンタイム症状やデメリット
どちらを受けるか迷う場合は、美容クリニックのカウンセリングで医師に相談するのも手段のひとつです。
切開リフト(フェイスリフト)の期待できる効果やメリット
切開リフトの最大のメリットは、効果が半永久的に持続する点です。
定期的に美容クリニックに通う手間が省けるうえに、長い目で見るとお得だと言えます。
また、糸リフトよりもはっきりとした効果を実感しやすいのも魅力のひとつです。
切開リフト(フェイスリフト)のダウンタイム症状やデメリット
切開リフトは、糸リフトよりも費用が高額なため、十分な予算を確保できない人にとってはデメリットだと言えます。
また、1度施術を受けてしまうと、やり直しが困難です。
切開をする分、ダウンタイム症状に関しても糸リフトよりも重い傾向にあります。
痛み・腫れ・内出血などの症状のほか、一定期間は傷跡も残ります。
糸リフトに比べて、周囲の人から美容医療を受けたことがバレやすくなるのも難点です。
糸リフトに関するよくある質問
糸リフトに興味がある人から寄せられることの多い、以下の3つの質問に回答します。
- 施術時はどれくらい痛いですか?
- 溶けない糸・溶ける糸のうちどちらを選ぶべきですか?
- 糸リフトにはどのようなリスクがありますか?
痛みやリスクについても把握しておけば、施術を受けるか検討しやすくなるでしょう。ぜひ参考にしてください。
施術時はどれくらい痛いですか?
糸リフトの施術前には麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じない方が多いです。
ただし、皮膚の中を糸が通っている感覚を抱きます。万が一強い痛みを感じる場合は、医師に伝えれば麻酔を追加してもらえることもあります。
溶けない糸・溶ける糸のうちどちらを選ぶべきですか?
溶ける糸を選べば、糸が溶ける過程で肌の内側にコラーゲンが生成されてハリやツヤのアップが期待できます。
稀なケースではあるものの、溶けない糸を使うと感染症のリスクもあるため、溶ける糸を選ぶことをおすすめします。
糸リフトにはどのようなリスクがありますか?
医師の力量によっては、以下のような失敗リスクがあります。
- 糸が肌の上から透けて見える
- フェイスラインが凸凹とする
- 左右差が生じてしまう
- 十分にリフトアップ効果を実感できない
- 効果が現れすぎて不自然な見た目になる
このような事態を避けるためには、適切な位置に糸を挿入できる、経験豊富な医師に施術を依頼する必要があります。
公式サイトやSNSで症例を確認したり、口コミを集めておくとよいでしょう。
THE FIRST CLINICでは糸リフトによって自然なリフトアップを実現します
THE FIRST CLINICでは、糸リフトの施術が得意な医師が在籍しています。
患者様1人1人のお顔の状態を確認したうえで、適切な治療を行うため、自然な仕上がりながら効果を実感していただけます。
効果が持続する期間や治療頻度についても事前に説明しますので、ぜひお気軽にご来院ください。スタッフ一同お待ちしております。
【まとめ】効果持続期間について理解したうえで糸リフトの施術を受けよう!
糸リフトは、1度施術を受けると1年~2年ほど効果が持続します。
ただし個人差があるため、1年未満で効果が薄れる人や2年以上持続する人もいます。
あくまでも目安として捉えましょう。定期的に施術を受けることで、綺麗な仕上がりをキープできます。
永続的な効果を得たい人は、切開リフトを受けるのも手段のひとつです。
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、自分に合う施術を受けましょう。