糸リフトの施術後は笑うと痛い?痛み・ひきつり感の原因と続く期間、正しい対処法を徹底解説コラム元 複製用

糸リフト後、笑うと頬や口の中がズキッとする…これって普通?」
「ひきつれ感が強くて不安。いつまで続くの?」

糸リフト(スレッドリフト)は、フェイスラインを引き上げる目的で“糸(スレッド)”を皮下に挿入する施術です。ダウンタイムが比較的短い一方で、施術後しばらくは“笑う・口を開ける・噛む”などの表情の動きで痛みや違和感が出やすいのが特徴です。

この記事では、糸リフト後に笑うと痛い原因痛みやひきつりが続く目安(いつまで?)悪化させないための対処法、そして受診の目安(危険サイン)までを、初めての方にもわかりやすく整理します。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。痛みの程度や経過には個人差があるため、最終的には施術を受けたクリニックの指示を優先してください。


目次

糸リフトとは?仕組みを簡単におさらい

糸リフトとは、皮膚の表面を切開せずに、頬〜フェイスラインの皮下へ糸を通し、こめかみ方向へ引き上げることでリフトアップ効果を狙う施術です。多くの場合、先端が鋭利ではないカニューレ(鈍針)などを用いて糸を通し、糸に付いたコグ(トゲ状の返し)が組織に引っかかることで引き上げを支えます。

現在は、体内で時間をかけて吸収される溶ける糸(吸収糸)が主流です。施術時間が比較的短く、切開を伴うリフトと比べて回復が早いとされる一方、施術直後は腫れ・内出血・痛み・ひきつれ感が出ることがあります。


糸リフトに期待できる主な効果

1)リフトアップ効果(見た目の引き上げ)

糸による物理的な牽引で、たるみ・フェイスラインのもたつき・ほうれい線周辺の影などが目立ちにくくなることがあります。効果の感じ方や持続は、糸の種類・本数・皮膚の状態・生活習慣などで差が出ます。

2)肌質改善(ハリ・ツヤのサポート)

糸を入れる刺激が、肌の土台に関わる成分の生成をサポートし、ハリ感・ツヤ感の変化として感じる方もいます。こちらも個人差が大きく、施術設計によって体感が変わります。


糸リフト後に「笑うと痛い」起こりやすい理由(原因)

糸リフト後に笑ったとき痛むのは、珍しいことではありません。主な原因は次のとおりです。

原因1:糸で引き上げられた組織が、表情筋の動きで引っ張られる

笑うと、頬・口角・こめかみ周辺の筋肉や皮下組織が大きく動きます。糸が入っている間は、組織が糸に引っかかっているため、笑った瞬間に“内部でつっぱる/引きつれる”ような痛みが出やすくなります。

原因2:挿入時の通り道(皮下)の炎症・腫れ・内出血

糸を通した部分は、見えないところで軽い炎症反応や腫れが起こります。そこに表情の動きが加わると、ズキッとした痛みや、押されるような鈍痛につながることがあります。

原因3:挿入口(こめかみ付近など)の傷がまだ安定していない

糸リフトは挿入口が小さいとはいえ、針やカニューレを通しています。傷が落ち着く前に表情を大きく動かすと、傷周辺の痛みとして感じることがあります。

原因4:一時的な神経刺激による違和感

施術部位によっては、皮下の神経が刺激されてピリピリ・チクチクとした痛みや、感覚の違和感が出ることがあります。多くは時間とともに軽減しますが、強い場合は早めに相談が必要です。


笑うと痛く感じやすい部位3つ

糸リフト後の痛みは「どこが痛いか」で不安になりやすいもの。特に多い部位を整理します。

1)口の中(口角の内側・頬の内側)

笑うと口角が引かれるため、口の内側に“つっぱり”や“刺さるような痛み”を感じることがあります。
これは糸の牽引が馴染む途中で起きやすく、1〜2週間程度で軽減するケースが多いです(個人差あり)。

2)頬(頬骨の下〜フェイスライン)

頬は糸が通りやすいエリアであり、表情筋も大きく動きます。腫れや内出血がある時期は特に、笑ったときに頬が痛む・押される感じがすることがあります。
腫れが主因なら1〜2週間、ひきつれ感まで含めると〜1か月程度を目安に落ち着いていくことが多いです。

3)こめかみ(挿入口周辺)

挿入口がこめかみ付近にある場合、傷の治りかけや糸の固定に伴って、笑うとこめかみが響くように痛むことがあります。
挿入口の赤み・熱感・膿っぽい分泌などがある場合は、感染の可能性もあるため要注意です。


痛みやひきつり感はいつまで続く?(目安の経過)

糸リフト後の痛み・ひきつりには「ピーク」と「落ち着く時期」があります。あくまで目安ですが、イメージとしては次の通りです。

時期起こりやすい症状目安
当日〜3日腫れ・圧痛・表情時の痛み、つっぱり感が強め痛みのピークになりやすい
1週間前後笑うと痛い、口が開けにくい、違和感徐々に軽くなることが多い
2週間前後痛みは軽減、ひきつれ感が残る場合あり日常生活はかなり楽になる
〜1か月ひきつれ・硬さ・触ると違和感糸が馴染みやすい時期
1か月以降痛みが続く/悪化するのは例外医師へ相談推奨

ポイントは「少しずつ良くなっているか」です。
日ごとに改善傾向があるなら経過観察でよいことが多い一方、良くなるどころか悪化する・新しい症状が増える場合は早めにクリニックへ連絡しましょう。


糸リフト後に笑うと痛いときの正しい対処法

痛みがあると、つい揉んだり動かしたりして確かめたくなりますが、糸リフト後はそれが逆効果になることがあります。基本は「安静+刺激を避ける」が最重要です。

1)無理に笑わない・大きく口を開けない(最優先)

笑う、あくび、歯科の大開口、硬いものを噛む動きは、糸や固定部に負荷がかかります。
施術後しばらくは“表情を小さめにする”意識が痛み軽減につながります。

2)マッサージ・強い洗顔・美顔器は避ける

「ひきつれを早く治したい」とマッサージをすると、

  • 糸がずれる
  • 組織への刺激が増えて腫れが長引く
  • しこり感や違和感が悪化する
    といったリスクがあります。少なくとも1か月程度は強い刺激を避ける意識が安心です(時期は施術内容により異なるため、指示があればそれを優先)。

3)冷却は“短時間・やりすぎない”範囲で

腫れや熱感が強い時期は、短時間の冷却で楽になることがあります。
ただし冷やしすぎは血流を落としすぎたり、皮膚刺激になることもあるため、保冷剤を直接当てない・短時間で様子を見るのが基本です。

4)痛み止めは自己判断で追加せず、処方・指示に従う

痛みが気になる場合、処方薬があるなら用法用量を守って使用します。市販薬を追加したいときは、施術内容や体質によって相性があるため、可能ならクリニックへ確認するのが安全です。

5)睡眠姿勢・生活習慣で悪化を防ぐ

  • 施術部位を下にして寝ない(横向き・うつ伏せを避ける)
  • 枕を少し高めにして腫れを抑える工夫
  • 飲酒・激しい運動・サウナは腫れを長引かせやすいので控えめに
  • 傷口は清潔に。触りすぎない

このあたりを徹底するだけでも、痛みや違和感の長期化を防ぎやすくなります。


受診を急いだほうがいい症状(危険サイン)

次のような症状がある場合は、一般的なダウンタイムの範囲を超えている可能性があります。我慢せず、施術を受けたクリニックへ早めに連絡してください(夜間や休日の連絡先がある場合は活用を)。

  • 日に日に痛みが強くなる/改善せず悪化する
  • 強い赤み、熱感、腫れが広がる
  • 発熱、膿、強い悪臭を伴う分泌(感染が疑われる)
  • 皮膚の一部が不自然にへこむ、引きつれが極端に強い
  • 糸が皮膚から透ける・飛び出す
  • 口が開けにくい状態が続く、噛むと激痛
  • しびれや感覚異常が強い/長引く
  • 左右差が急に目立ってきた

特に感染兆候(熱感・膿・発熱)や、糸の露出は放置しないことが大切です。


よくある質問(FAQ)糸リフト後の痛み・ひきつれが不安な方へ

Q1. 笑うと痛いのは「糸が切れた」から?

必ずしもそうではありません。多くは、糸が馴染むまでの過程で起きる牽引痛や腫れが原因です。
ただし、強い痛みが続く、左右差が急に出る、皮膚表面の異常がある場合は確認が必要です。

Q2. ひきつれ感はいつまで?

一般的には数日〜数週間で軽くなり、遅くとも1か月程度で「気になりにくくなる」ことが多いです。
ただし、糸の種類・本数・引き上げの強さ・体質で差が出ます。

Q3. 痛いから揉んでほぐしていい?

基本的におすすめしません。糸リフト後のマッサージは悪化要因になりやすいため、医師から許可が出るまでは避けましょう。

Q4. 1か月経っても笑うと痛い…どうしたら?

1か月は一つの目安です。改善が乏しい・悪化している場合は、自己判断せず施術クリニックへ相談してください。必要に応じて、状態確認や追加のケアが検討されます。


クリニック選びとカウンセリングで確認したいポイント

糸リフトは、同じ「スレッドリフト」でも設計がさまざまです。施術後の不安を減らすためにも、カウンセリングで次の点を確認しておくと安心です。

  • 予定している糸の種類・本数・挿入部位
  • 施術後に起こりやすい症状(痛み・腫れ・ひきつれ)の目安
  • やってはいけないこと(口を開ける範囲、運動、飲酒、マッサージ等)
  • 緊急時の連絡先、再診の目安
  • 痛み止めやアフターケアの方針

「笑うと痛くなったらどうする?」まで具体的に聞いておくと、施術後の安心感が大きく変わります。

THE FIRST CLINICの強みと受診の流れ

東京都のTHE FIRST CLINICでは、顔の骨格・脂肪層・表情筋の動態を踏まえ、安全性と固定安定性を重視。当院は統括院長・惟村の監修のもと、一本単位での引き上がり効率の向上を目指した独自糸(Kスレッド)を開発いたしました。加えて、解剖学的設計に基づく挿入デザインを採用することで、最小限の本数で効果の最大化を図っております。

  • 無料カウンセリング:悩みを丁寧にヒアリングし、複数プランをご提案。
  • 痛み対策:表面+局所麻酔、必要に応じて笑気/鎮静にも対応(適応判断あり)。
  • アフターケア:経過確認と必要処置を丁寧にフォロー。
  • レビュー:多くの患者さまから高評価(評価は変動します)

ご予約はホームページ/公式LINEで受付。まずはお気軽にご相談ください。

11. Kスレッドとは?

Kスレッドとは、溶けて体に吸収される特殊な繊維の糸を、お顔の上部の目立たない部分から丁寧に挿入し、 フェイスラインや顎下にたまった脂肪、そして年齢とともに気になるたるみを、自然に、そしてしっかりとリフトアップする小顔施術です。

まず第一に、Kスレッドの最大の特長は「切らずにリフトアップができる」という点にあります。 そのため、メスを使う手術に抵抗がある方でも気軽に受けていただけるうえに、 短いダウンタイムと自然な仕上がりの両立を実現しています。

このKスレッドは、THE FIRST CLINIC統括院長・惟村公郁が、 長年の臨床経験と研究開発を重ねた結果として誕生しました。 従来の糸リフトでは、どうしても「痛み」「腫れ」「引きつれ感」などの課題が残ることがありました。 しかし惟村院長は、そうした患者様の負担を減らしながら、より高いリフトアップ効果と美しい仕上がりを両立させるために、 糸の形状・素材・挿入角度に至るまで、一つひとつの要素を徹底的に検証しました。

その結果、Kスレッドはこれまでの糸リフトとは一線を画す革新的な構造を持ち、 「より痛みが少なく」「より持続的に」「より美しく仕上がる」施術として完成しました。 言い換えれば、患者様の“理想の小顔ライン”を、これまでより短期間で、そして自然に叶えることを目指した技術なのです。

また、Kスレッドは糸そのものがコラーゲン生成を促す特殊な素材で作られているため、 施術直後だけでなく、時間の経過とともに肌内部からハリや弾力が高まり、肌質までも向上していきます。 つまり、単なるリフトアップにとどまらず、美肌効果を同時に叶える「育てるスレッド」ともいえるのです。

さらに、TFC統括院長が自ら開発したこの糸は、安全性と確かな引き上げ力の両立に強いこだわりを持っています。 実際に、多くの患者様から「引き上がり方が自然」「痛みが少なかった」「すぐに日常生活に戻れた」といったお声をいただいており、 その満足度の高さがKスレッドの品質を物語っています。

加えて、Kスレッドは単体でも高い効果を発揮しますが、 小顔脂肪吸引ヒアルロン酸フェイスリフトソフウェーブなど、 他の施術と組み合わせることでより高い相乗効果を発揮します。 このように、患者様一人ひとりの骨格・脂肪量・肌質に合わせて最適化できる点も、 Kスレッド“次世代の糸リフト”と呼ばれる理由のひとつです。

総じて、Kスレッドは「痛みの少なさ」「自然な引き上がり」「肌の若返り」という三拍子を兼ね備えた、 THE FIRST CLINICの理念——「痛みを最小限に、美しさを最大限に」——を体現するリフトアップ施術です。 そのため、リフトアップ効果・小顔効果のどちらにおいても、TFCは自信をもっておすすめしています。

まとめ:糸リフトで笑うと痛いのは“よくある経過”。ただし1か月が目安

糸リフト後に笑うと痛い、ひきつれる、違和感がある—こうした症状は、糸の牽引・腫れ・挿入部の回復などが原因で起こりやすい反応です。

  • 痛みのピークは当日〜3日頃になりやすい
  • 多くは1〜2週間で楽になり、違和感は1か月程度で軽減しやすい
  • 大切なのは、マッサージや大きな表情を避けて安静にすること
  • 1か月経っても改善が乏しい/悪化する/感染サインがあるなら早めに受診

不安なときほど自己流で触りたくなりますが、糸リフトは「触らない・動かしすぎない」ことが回復の近道になるケースが多いです。気になる症状がある場合は、遠慮せず施術先へ相談してください。

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