糸リフトモニターのメリット・デメリットや注意点を詳しく解説

糸リフトのモニターって本当にあるの?」「安くなるなら受けてみたいけれど、デメリットは?」——そんな疑問をお持ちの方に向け、糸リフトのモニター制度の仕組み、応募前に確認すべき点、向いている人・向いていない人の特徴まで、わかりやすくまとめました。費用面の魅力だけでなく、写真の公開範囲や術後の通院負担、保証の有無など、見落としがちなポイントも丁寧に解説します。


目次

モニター制度とは?仕組みと応募の流れ

美容整形におけるモニター制度とは、施術前後の写真・動画、経過レポートなどの情報提供に同意する代わりに、通常より安い費用で施術を受けられる制度です。対象は顔全般から体まで幅広く、糸リフトも対象となることが一般的です。

応募の基本フローは以下のとおりです。

  1. クリニックの募集要項を確認(対象部位/年齢/条件など)
  2. 仮申し込み・書類審査・カウンセリング
  3. 同意書の確認(公開範囲・匿名性・保証・費用など)
  4. 施術→経過撮影(来院またはオンライン提出)→症例公開

ポイントは、必ず採用されるわけではないこと、そして公開条件や通院回数が通常施術と異なることです。ここを理解してから応募しましょう。


糸リフトモニターのメリット

1. 費用を大幅に抑えられる

最も大きなメリットは費用面です。糸リフトは一般に1本あたり5~10万円が目安で、仕上がりや左右差の調整のため6~12本前後を提案されることが多く、総額が数十万円に達するケースもあります。モニターでは20~50%程度の割引が提示されることがあり、自己負担を大きく軽減できます。

2. 経過フォローが手厚くなりやすい

モニターは経過撮影が必須のため、自然と再診やチェック機会が増えます。術後の細かな相談がしやすく、ダウンタイム中の不安軽減につながることがあります。

3. 症例公開の透明性

自分の症例が公開されるため、術前計画と実際の結果への意識が高まりやすく、計測や角度の再現性に配慮した撮影がなされる傾向があります。術者側も仕上がりに責任をもって臨む環境が整いやすい点は、心理的な安心材料になり得ます。


糸リフトモニターのデメリット

1. 写真・動画の公開リスク

インターネット上に写真が残ることは最大のリスクです。顔出し範囲(目元のマスキング有無、横顔・正面の別、体型・年齢の記載の有無)や、媒体(Web/SNS/紙)掲載期間と削除可否を必ず確認しましょう。将来の就職・転居・結婚など、ライフイベントで不利益が生じる可能性も考慮が必要です。

2. 「安い=無料」ではない

モニターは割引制度であり、無料ではないのが一般的です。加えて、麻酔代・針/カニューレ代・内服薬・再診料・指名料・追加本数など、オプション費用が別計上される場合があります。総額表示を確認し、見積書を必ず保管しましょう。

3. 経験の浅い医師が担当する可能性

モニターは症例数の蓄積若手医師の経験を目的に行われることがあります。経験不足=失敗ということではありませんが、術者の経歴・症例写真(未加工)・得意部位を確認し、自分の悩みに合う医師か見極めることが重要です。

4. 保証内容が通常と異なる場合

リタッチ・再施術・合併症対応の取り扱いが、通常施術と異なることがあります。保証の対象・条件・期間・費用負担を必ず確認しましょう。たとえば「左右差が気になる場合の追加本数は有料」「露出・感染時の抜去費用は自己負担」など、細則の読み落としに注意が必要です。

5. 通院回数やスケジュールの拘束

経過撮影のため所定の来院日が設定されます。遠方のクリニックを選ぶと交通費・時間が負担に。まれに交通費を補助するクリニックもありますが、条件や上限が定められているため事前確認が不可欠です。


応募前チェックリスト(保存版)

  • 公開条件:顔出し範囲/匿名度(イニシャル・年齢・職業の記載)/媒体/掲載期間/削除可否
  • 費用の内訳:基本料金・モニター割・麻酔/針/薬/再診/指名/追加本数の費用・税込/税別
  • 保証:再施術の条件・合併症対応の範囲・連絡体制・緊急時の対応先
  • 術者情報:担当医の氏名・経歴・症例数・得意部位・指名可否
  • 糸の仕様:素材(PDO/PLLA/PCLなど)・本数・固定層・引き上げ方向・仕上がりの想定
  • ダウンタイム:腫れ/内出血のピークと期間・仕事やイベントとの調整
  • 通院:回数・曜日/時間帯の制約・オンライン可否・交通費補助の有無
  • キャンセル規定:前日/当日キャンセルの扱い・予約変更の回数制限

このチェックリストをカウンセリング時に1つずつ確認し、書面(同意書・見積)で手元に残すことをおすすめします。


糸リフトモニターが向いている人・向いていない人

向いている人

  • 通常価格より費用を抑えたい
  • 写真公開に抵抗がない、もしくは条件付きの公開であれば許容できる方
  • クリニックの募集内容(本数・部位・時期)と希望が合致している方
  • 経過撮影のための通院スケジュールを確保できる方

向いていない人

  • 匿名性やプライバシーを最優先したい方(家族・職場に知られたくない等)
  • イベントや撮影などでダウンタイムを最小化したい方(スケジュール拘束が難しい)
  • 術者の指名や特定ブランドの糸など、条件の自由度を最大に確保したい方

申し込みから施術・アフターケアまでの基本フロー

  1. Web応募/問い合わせ
  2. カウンセリング(悩み・たるみ度の評価、糸の本数や向き、リスクの説明)
  3. 見積・同意書の確認(公開条件・保証・通院回数まで明記)
  4. 施術当日(写真撮影→マーキング→麻酔→挿入→確認撮影)
  5. 術後ケア説明(冷却・洗顔/メイク再開時期・体位・運動/入浴の目安)
  6. 経過来院(所定回数の撮影・状態確認・必要に応じ調整提案)

※アフターケアの細かな過ごし方はクリニックの指示に従い、不安や異変があれば早めに連絡しましょう。


よくある質問(FAQ)

Q. 本当に割引されますか?
A. 多くのクリニックでモニター割が設定されていますが、割引率や対象費用は院ごとに異なります。オプション費用や追加本数の扱いまで確認すると安心です。

Q. 写真はどこまで公開されますか?
A. 目元のマスキングや横顔のみ、イニシャル表記など、条件はさまざまです。媒体・期間・削除可否を事前に合意し、同意書に明記してもらいましょう。

Q. 若手医師でも大丈夫?
A. 一概に不可とは言えませんが、監修体制・症例数・得意部位の確認は重要です。担当医の指名可否もあわせてチェックしてください。


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まとめ|メリット・デメリットを理解して納得のうえで応募を

糸リフトモニターは、費用を抑えつつ施術が受けられる一方で、写真公開や通院負担、保証条件などの留意点があります。応募前に公開範囲・費用総額・保証・通院回数を具体的に確認し、自分の優先順位と照らし合わせて判断することが大切です。気になる点はカウンセリングで遠慮なく質問し、不安なく施術に臨める準備を整えてからお進みくださいませ。

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