顔の脂肪吸引は、フェイスラインをシャープに整える“決定打”になりうる一方で、仕上がりの差は医師の設計力と手技に大きく依存します。THE FIRST CLINIC(以下、当院)は「世界一痛くない美容クリニック」「美容医療を地域医療の一環に」を掲げ、痛みと腫れを最小限に抑えつつ、患者様の本質的な悩みの原因に正面から向き合う医療を提供しています。24時間のLINE相談や保険診療機関との連携も含め、術前—術後のトータルサポートを徹底しています。
クリニックの情報
顔の脂肪吸引とは——適応部位・原理・当院の特徴
脂肪吸引は、先端が丸い細い管(カニューレ)で皮下脂肪細胞そのものを選択的に除去し、フェイスラインを彫刻する施術です。顔では頬・ジョール(口元外側)・エラ下・顎下など、目的に応じて層と範囲を精密に設計します。当院は古典的でエビデンスの蓄積が多いチュメセント法を採用し、浅層(SAT)と深層(LFD)の層構造を踏まえた丁寧な吸引で内出血や腫れの最小化を図ります。
当院の小顔脂肪吸引は、統括院長が開発したKスレッド(糸リフト)との併用プランを中核とし、術直後からフェイスバンドを原則不要にできる設計(適応判断あり)。痛みが少なく、腫れ・内出血が最小限になるよう、麻酔薬の調整・吸引圧のコントロール・穿刺数の最適化などをプロトコル化しています。
ポイント(当院の設計思想)
・痛みと腫れに最大限配慮した術式最適化
・固定バンド不要プラン(Kスレッド併用・症例選択制)
・症例豊富な輪郭領域に特化
・24時間LINEで術後も伴走——地域医療の一環としての美容医療を実装。
顔の脂肪吸引で「よくある失敗・後悔」と原因
1) 想像より変化が乏しい
デザイン段階のゴール設定が抽象的だったり、吸引レイヤーや範囲の選択が保守的過ぎると、変化が見えにくくなります。咬筋肥大(エラ張り)や骨格の要因など脂肪以外の原因が主成分なのに脂肪吸引のみ行うと、満足度は下がります。原因の切り分け(脂肪・筋肉・皮膚・骨格)を可視化し、他治療(ボツリヌストキシン、HIFU、糸リフトなど)との適切な組み合わせを吟味する必要があります。
2) 左右差・不自然な輪郭
顔面はもともと完全な左右対称ではないため、左右の体積・皮膚弾性・癖に合わせて吸引量と導入角度を微調整する経験値が要です。過剰吸引や浅層への手技が強いと輪郭の凹凸やスジ感(ストリングス)を生むことがあります。輪郭不整(contour deformity)は脂肪吸引全体で最も多い合併症とする系統的レビューもあり、設計と手技の均一性が鍵です。
3) 皮膚表面の凹凸・硬さ(拘縮)
術後2〜3週でむくみが硬く変わる時期(拘縮)が始まり、6〜8週あたりから徐々に柔らかく整っていきます。完全な輪郭の落ち着きは数か月単位で見ます。過度な浅層吸引・強い熱エネルギー併用・固定やケアの不適合があると線維化が遷延しやすく、医師指示下のケアが大切です(むやみに自己流マッサージは推奨されません)。
4) 傷跡が目立つ
顔の場合は耳珠後方や耳たぶ裏の見えにくい位置に穿刺を配置するのが基本です。縫合・創部管理・体質で差が出るため、最初の位置設計と縫合品質、術後のケア遵守が重要です。
5) たるみが残った・増した
皮膚弾性の低い方や除去量が多いケースでは、単独の脂肪吸引だけだと余剰皮膚が残ることがあります。この場合、糸リフト(Kスレッド)や切らないたるみ治療(HIFU/ソフウェーブ)の併用でリフト力・皮膚タイトニングを補完すると、仕上がりが安定しやすくなります。
6) 合併症が不安
脂肪吸引全体の合併症率は2.62%(29,368例メタ解析)。輪郭不整が2.35%と最も多く、血腫0.27%、感染0.02%、皮膚壊死0.046%など。顔・顎下領域は大半が安全に経過しますが、まれに一過性の下唇運動低下(下顎縁枝)など神経関連の合併症も報告されています。適応と術式の正確さが安全性を左右します。
ダウンタイムと経過のリアル——「何が普通で、何が異常か」
当院の目安では、痛み・腫れは1〜3日、むくみは1週がピーク、内出血は2〜3週、皮膚の硬さ(拘縮)は2週〜3か月で落ち着きます。しびれは3〜6か月かけて回復していくのが一般的です(個人差あり)。
一般知見でも、2〜3週でふくらみが硬さへ移行し、4〜8週でパッチ状の軟化が広がるとされます。輪郭の洗練(refinement)は数か月単位で進みます。過度な早期修正は推奨されず、担当医の診察枠でフォローしながら適切に判断します。
失敗しないために——名医の見分け方(チェックリスト)
- 原因の層を見極める診断力
脂肪・筋肉・皮膚・骨格の寄与割合を説明し、必要なら他治療を提案できるか(例:咬筋ボトックス/HIFU/ソフウェーブ/糸リフト(Kスレッド))。 - 設計と手技の一貫性
穿刺位置・層・カニューレ径・吸引圧まで再現性あるプロトコルを明示できるか。 - “やりすぎない”の哲学
脂肪は未来のクッションでもあります。過剰除去のデメリットや輪郭不整リスクを正直に話すか。 - ダウンタイム設計と術後同伴
固定バンド不要の選択肢や24時間LINEなど、生活・仕事に合わせた現実的な運用設計があるか。 - 地域医療との橋渡し
トラブル時に保険診療の専門機関へ迅速に紹介できる体制があるか。
当院の小顔脂肪吸引:痛みと腫れを最小限に、仕上がりは最大化
- フェイスバンド“原則不要”の選択肢(Kスレッド併用、適応判断あり)
- チュメセント法×層の読みで内出血・腫れの最小化を追求
- スマート/ロイヤルの仕上がり志向でプラン分岐(麻酔や腫れは大差なし・個人差あり)
- 個室中心の動線・明朗会計・24時間LINEのトータルサポート。
スマート:細径カニューレで繊細に整える
ロイヤル:部位ごとに最適径を使い分け、しっかり減量の仕上がり志向
※吸引量は安全域で医師が調整します。
併用が効果的な「切らない」補完治療
糸リフト(Kスレッド)
当院開発の溶ける糸で、固定力とコラーゲン新生の両輪を実現。短時間・ダウンタイム極少で、固定バンドの代替支持としても機能し、術直後から引き上げと質感改善が期待できます。
HIFU(ハイフ)
SMAS層(約4.5mm)まで届く高密度焦点式超音波で、深部リフトを担う“切らない土台治療”。2〜3か月でコラーゲン再生が進み、半年〜1年の持続が見込めます。フェイスラインのもたつき・首のたるみにも好適。
ソフウェーブ(Sofwave)
真皮中層(約1.5mm)に並行ビームを均一照射。強力な表皮冷却で快適性を担保しながらコラーゲン生成を促進、小ジワ・毛穴・ハリといった肌質改善と浅層タイトニングに強い。HIFUと層が補完関係にあり、痛みが苦手な方の選択肢にも。
層で考えるコンビネーション
医学的エビデンスで知る「安全域」と「限界」
脂肪吸引の全身データでは、合併症率2.62%・輪郭不整2.35%が最多という最新メタ解析があり、設計と手技の緻密さが仕上がり/安全性の分水嶺であることを裏付けています。顎下—頸部領域は概して安全性が高い一方、まれに神経関連の事象も報告されるため、神経走行を理解した吸引層の選択が不可欠です。
ダウンタイムの相場観としては、2〜3週で硬さ(拘縮)が前景化し、6〜8週で軟化が進みます。最終的な輪郭の洗練は3〜6か月で評価します。むやみに早期の再手術や強いマッサージを行わず、主治医の指示に従いましょう。
THE FIRST CLINICの診療哲学——“地域の最初の相談相手”として
当院は、患者様の希望を丁寧に聴き、可能・不可能・リスク・費用対効果を裏表なく提示します。美容の悩みが保険診療の課題(皮膚疾患・歯科・睡眠・栄養など)に接していることも少なくありません。必要に応じて適切な医療ルートに橋渡しし、自由診療と保険診療の「あいだ」をつなぐことも使命と考えています。24時間のLINE相談、個室中心の院内動線、明朗会計で、術前—術後の不安を放置しない運用を徹底しています。
よくある質問(FAQ)
Q. 皮膚がたるむのが心配です。
A. 高齢・強いたるみ・大量除去などで皮膚余りが想定される場合は、糸リフト(Kスレッド)/HIFU/ソフウェーブの併用でタイトニングと支持を補います。診察で弾性と厚みを評価し、最小のダウンタイムで最大の効果が出る組み合わせをご提案します。
Q. ダウンタイム中に何を注意すべき?
A. 血行を過度に高める行為(長風呂・飲酒・激運動)は時期により制限します。圧迫や冷却、内出血ケアなどは医師の指示に沿って実施ください。早期の強いマッサージは凹凸の原因になり得ます。経過はLINEでもご相談いただけます。
Q. いつ完成しますか?
A. 個人差はありますが、1〜2か月で大枠の形が整い、3〜6か月で質感が洗練されます。拘縮の時期は“普通の回復プロセス”です。
まとめ——「痛みと腫れは最小限、結果は最大化」へ
- 顔の脂肪吸引は層の診断・設計・手技の再現性で結果が決まります。
- 当院は痛み・腫れの最小化と固定バンド原則不要の選択肢(Kスレッド併用)で、翌日からの生活に配慮。24時間LINEで術後も伴走します。
- HIFU(SMAS)×ソフウェーブ(真皮)×Kスレッド(支持+新生)を層で組み合わせ、自然で若々しい輪郭を長持ちさせるプランニングを重視します。
- 最新メタ解析では合併症率2.62%、最多は輪郭不整。安全域は広いがまれな神経関連もあり、経験と解剖学の裏付けが最重要です。
当院は“美容医療を地域医療の一環に”。
本質原因に向き合い、最小の侵襲で最大の納得を。まずはカウンセリングで、あなたの顔の“どの層”が原因かから一緒に整理しましょう。