◉惟村公郁医師のプロフィール

Who is Dr.Koremura?

惟村医師とは何者か？

はじめまして。惟村公郁（これむら　まさふみ）と申します。
私は、美容外科医として日々の診療にあたりながら、研究者としては次世代太陽電池材料「ペロブスカイト」の経皮毒性を検証し、もう一つの顔として格闘家（ブラジリアン柔術黒帯／MMAは修斗でプロ挑戦中）として身体運用を磨いています。三つの領域は別物に見えますが、どれも「最強になる」という同じ行動原理でつながっています。

1｜格闘家としての私

私はトライデントジムの森修会長よりブラジリアン柔術の黒帯をいただき、また総合格闘技（MMA）では修斗協会でのプロライセンスに挑んでいます。

黒帯授与式。森会長から頂いて感極まって泣いている。

ファイティングスタイルは、いわゆるロシア人スタイルの影響が強く、ケージ際の圧、クリンチからのコントロール、テイクダウン後のトッププレッシャー（肩圧・肘圧）で相手を制圧し、前進圧で削る組み立てを好みます。試合前では自分のトレーニングプランを細かく積み上げますが、試合当日は「理屈よりもパワー重視」で押し切ります。

左から惟村医師、椿選手、トライデントジム森会長。椿選手とは入会以来（１２年くらい？）の縁。

トレーニングでは、下肢・背部の最大筋力、体幹の回旋耐性、要所での関節保護を軸に、「フォームを崩さないこと」を大切にしています。これは診療にも直結します。施術計画を段階化し、常に安定したサービスを提供できることに重きを置いています。マット・リング上のボディーコントロールは、私にとって医療の作法でもあります。

2｜研究者としての私（ペロブスカイト経皮毒性）

研究では、次世代太陽電池材料として注目されるペロブスカイト（MAPbI₃）の人体への毒性を、細胞培養系（ヒト皮膚由来細胞・メラノーマ細胞、ヒト皮膚細胞など）でin vitro検証しています。

左から惟村医師、Senol先生、宮坂先生

ペロブスカイト自体が鉛を含むために、当初より環境毒性や、人体の毒性が指摘されていました。その毒性の影響を調べるために、桐蔭横浜大学指導教授の吉田薫教授、池上和志教授、ノーベル賞候補にもなっているペロブスカイト型太陽光電池を開発した宮坂力特任教授と共に、よりよい社会のために私は共同研究をしています。ペロブスカイト型太陽光電池は、

A4の大きさで30円程度と安価
原材料の国内供給が容易
シリコン型太陽光電池に劣らない26％以上というエネルギー交換率
柔軟でビル壁面などにも貼れる

という圧倒的メリットがあります。国益となる国内産業としても、環境問題の観点からしても、これだけ素晴らしい研究に少しでも私は貢献したいと思っています。

3｜美容外科医としての私

医療者としての私の軸は、「地域医療の一環としての美容医療」です。私は元々いた保険診療を行なっていましたが、自由診療と保険診療の間には大きな溝があると思っておりました。お互いに嫌っている節があるとも言えます。私は各々の良いところがあると思っていますし、それを組み合わせればより良いサービスを提供できると思います。私はそんな二つの診療の架け橋になれたらいいなと思ったのが開業のきっかけでした。

THX：thank youの略　TG：トライデントジム

このクリニック自体も、私一人でなし得たことではありません。トライデントジムの森会長、修斗プロ選手の椿選手、村岡選手、大石選手や、宮大工家系の成光工務店の小泉親方、他にも多くの方々のお力添えで設立できました。”人の輪”というものでしょうか、私はこれを大事にしたいと思っています私は自分にしてもらった”恩”を、地域医療・美容医療を通してまた人に提供したいと思っています。

当院を手がけた宮大工家系の成光工務店。左が弟子のたくみさん、右が小泉親方

カウンセリングでは、お悩みを現象レベル（どこで・いつ・どう困るか）に分解し、原因仮説と複数の選択肢（作用の強度、ダウンタイム、費用、将来のアップデート可能性）を並べて、意思決定の透明性を大事にしています。また私は押し売りを決してしません。お客様お一人おひとりの生活に合わせ、困らない施術を最優先にします。
施術では、世界一痛みが少ないことを目指しています。自分が医者にかかった時のことがトラウマで、逆に医者嫌いになったくらいでした。同じ思いをお客様にしてもらいたくないと思っています。

4｜”最強”を目指す

私は幼いころから、”最強”に憧れていました。それはお金なのか、身体なのか、頭脳なのか、家族なのか・・・どれでも強くありたいと思っていました。もちろん大人になることは「選択をして、他の可能性を捨てること」でもあります。ただ私は自分を信じて、「もっといける、もっと戦える」と言い聞かせて、一度きりの人生で「最強」になりたいと思います。どこまで行けるかわからないですが、それがまたワクワクする挑戦です。だから私は、そのためには派手に憧れても、派手さを求めません。単発の“映え”より、蓄積の“効き”を大切にします。

惟村医師と奥様（🇺🇸）と元奥様（🇷🇴）ら。常識では測れない関係の惟村家もまた、”最強”の証である

必要なときに進み、要るときには待つ。足し算より引き算が最善となる場面では、ためらわずに引きます。最終的に近道になるのは、遠回りに見える小さなPDCAの積み重ねだと信じているからです。それこそが最強への近道だと思います。

５｜お客様へ

私は、「生活に馴染む変化」を一緒に設計したいと考えています。
ゴールは“完成写真”ではなく、明日からの自分がプラスαになること。鏡の前で肩の力がふっと抜ける、その感覚が長続きすることです。
格闘家として鍛えた強度、研究者として積み上げる知見、美容外科医として磨いてきた精度。この三つを重ね合わせ、安心→納得→継続の流れを丁寧に作っていきます。