施術全般に関するご質問
ワキガの治療にはどのような方法がありますか?
ワキガの治療には「剪除法」や「吸引法」などがあります。剪除法は臭いの原因となる汗腺を直視下でしっかり取り除くため、効果が高く確実です。一方、吸引法はカニューレと呼ばれる管で盲目的に吸引するため、汗腺が取り残され効果が乏しい、再発するといったケースも少なくありません。当院では確実性の高い剪除法を基本にご提案していますが、症状によってはボトックス注射で緩和することも可能です。
剪除法に関するご質問
男性ですが毛を残すことは可能ですか?
剪除法では真皮に張り付いた汗腺を確実に取り除く必要があり、その際に毛根も一緒に除去されるため毛が生えなくなることがあります。除去を控えめにすれば毛を残すことも可能ですが、その分臭いが残る可能性が高まります。
手術後に他人にバレませんか?
術後は脇に硬さや色素沈着が残ることがあり、人によっては違和感を持たれる可能性があります。ただし時間の経過とともに回復し、半年〜1年程度でほとんど目立たなくなります。
眠った状態で手術できますか?
はい。局所麻酔に加えて静脈麻酔を併用することで、眠った状態で手術を受けることも可能です。
術後の通院は必要ですか?
手術翌日にガーゼ交換、3日目に包帯除去、10〜14日後に抜糸があります。その後1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月検診を推奨しています。
ワキガ手術は何歳から受けられますか?
原因となるアポクリン腺は思春期以降に発達します。そのため、高校生以降での手術が望ましいといえます。中学生でも可能ですが、発達が未熟だと再発の可能性が高まります。
ワキの黄ばみは改善しますか?
黄ばみの原因はアポクリン腺からの分泌物です。剪除法で腺を取り除くことで改善します。
ミラドライとの違いは?
ミラドライはマイクロ波で汗腺を破壊する治療で、切開しないためダウンタイムが短い点がメリットです。ただし効果は十分とはいえず、再発するケースも多く見られます。確実性を重視するなら剪除法をおすすめします。
術後の注意点は?
代表的な合併症に「血腫」があります。血腫は皮膚壊死のリスクを高めます。当院ではドレーンホールを設けて排血し、アンカー縫合を多めに行うことでリスクを抑えています。
吸引法に関するご質問
吸引法とはどのような手術ですか?
皮膚に5mm程度の穴を開け、カニューレで汗腺を吸引する方法です。アポクリン腺の一部は除去できますが、エクリン腺は除去できず効果は限定的です。臭いが約3割減る程度といわれています。
多汗症にも効果がありますか?
吸引法ではエクリン腺まで取り除くことはできません。そのため多汗症に対する効果はほとんど期待できません。
メリットはありますか?
短時間で終わり、ダウンタイムも短いのが利点です。ただし再発率が高いため、長期的な効果を望む方には不向きです。
再発することはありますか?
はい。取り残した腺が再び活動するため再発します。剪除法であれば再発の可能性は極めて低いです。
監修医情報

【2019年】北里大学メディカルセンター(脳神経外科・救急科・コロナ病棟)助教
【2022年】大手美容外科 入職
【2023年】THE FIRST CLINIC 開業
- 世界美容外科学会(WSAPS)認定専門医
- 脳神経外科学会 正会員
- ジュビダームビスタ認定医
- ボトックスビスタ治療認定医
- 厚労省オンライン診療認定医 …など多数
桐蔭横浜大学の教授陣とペロブスカイト太陽電池を共同研究中。
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