鼻尖縮小(だんご鼻修正)に関するご質問

鼻先の印象を変える施術には、鼻尖縮小・鼻中隔延長・鼻翼縮小があると聞きましたが、それぞれどのような違いがあり、自分には何が適しているのか分かりません。

お鼻の形やお悩みによって適した施術は異なります。それぞれの特徴は以下の通りです:

鼻尖縮小:鼻先の丸み、いわゆる「だんご鼻」が気になるお客様に適した施術です。広がった軟骨や脂肪を整えることで、シャープな鼻先に仕上げます。

鼻中隔延長:鼻先や鼻柱が短く、鼻を下方向に伸ばしたい方に向いています。鼻中隔を延長する方向により、鼻先の高さや長さも自然に出すことができます。

鼻翼縮小:小鼻が横に広がっている方に適した施術で、張り出した部分を内側や下方向に調整することで、引き締まった印象に導きます。ただし、小鼻を過度に縮小すると不自然さが出たり、鼻先が強調されてしまうこともあるため、バランスを見ながら慎重に検討する必要があります。

どの手術がご自身のお鼻に適しているか分からないというお客様も、どうぞご安心ください。カウンセリングにてお顔全体のバランスやご希望を伺いながら、最適な施術方法をご提案いたします。

鼻尖縮小には「オープン法」と「クローズ法」があると聞きましたが、どちらを選べばよいでしょうか?

どちらの術式にもメリット・デメリットがあり、お鼻の状態やご希望に応じて選択されます。

オープン法:鼻柱を切開して皮膚を持ち上げることで、軟骨や脂肪の状態を直接確認しながら手術ができる方法です。視野が広く繊細な調整が可能なため、理想的なデザインに仕上げやすい点が大きな特長です。

クローズ法:鼻の穴の内側のみを切開する方法で、外から見える傷跡が残らないのがメリットです。ただし、術野が限られるため、細かな調整が難しくなることもあります。

事前のカウンセリングでは、それぞれの術式の特徴や利点・注意点をわかりやすくご説明し、お客様の状態とご希望に合わせて最適な方法をご提案いたします。

軟骨の形が浮き出て見えることはありませんか?

軟骨移植を行った際に、移植部位の皮下脂肪を過剰に取りすぎたり、移植する軟骨の量が多すぎた場合、皮膚の上から軟骨の輪郭が浮き出てしまう可能性があります。

そのため、脂肪の除去量や軟骨の移植量のバランスを的確に調整できる技術が必要です。信頼できる経験豊富な医師に手術を任せることが大切です。

だんご鼻は治せますか?

はい、だんご鼻に対しては「鼻尖縮小術」が効果的です。

鼻先の丸みの原因となっている軟骨や脂肪を整えることで、すっきりとしたシャープな鼻先へと導きます。

効果には個人差がありますが、当院の鼻尖縮小術を受けていただいたお客様の多くが、満足のいく変化を実感されています。

どの程度の効果が期待できるかについては、カウンセリングにてお鼻の状態を実際に診察させていただいたうえで、具体的にご説明いたしますので、ぜひ一度ご相談ください。

ヒアルロン酸・レディエッセ・バイオアルカミドで鼻先をとがらせることはできますか?

鼻根部(鼻の付け根)に高さを出す目的で、ヒアルロン酸などの注入製剤を使用することは一定の効果が期待できます。

しかし、鼻尖部(鼻先)は皮下組織が硬く、注入剤で細さやシャープさを出すのは非常に困難です。

むしろ、量を多く入れすぎることで丸みが強調され、逆にだんご鼻の印象が強くなってしまうリスクがあります。

また、レディエッセやバイオアルカミドは、お客様にとって明確なメリットが少なく、リスクが高いと判断しており、当院ではこれらの製剤の取り扱いはございません。

糸を使って鼻先を細くする方法は効果がありますか?

 一部のクリニックでは、糸を用いて鼻先を縛るように細くする施術が行われていますが、この方法は一時的な変化しか得られず、2~3ヶ月程度で元に戻ってしまうケースが大半です。

短期間の効果に対して高額な費用が発生することから、当院ではお客様に明確なメリットがない施術と判断し、取り扱いはしておりません。

クリニックによって手術時間が大きく違うのはなぜですか?

鼻尖縮小は、鼻先を細く整える繊細な施術です。

施術は鼻の穴の中からアプローチし、主に以下の4つの工程で構成されます:

鼻先の皮下脂肪の切除

鼻翼軟骨の一部切除

鼻翼軟骨同士の縫合(中央に寄せて固定)

必要に応じて耳介軟骨の移植

これらを一つひとつ丁寧に行うには、どうしても時間が必要であり、軟骨移植を含む場合は3~3.5時間程度かかるのが一般的です。

短時間(30分〜1時間程度)で終わると説明される場合は、工程の一部が省略されている可能性が高く、十分な効果が得られないリスクもあります。

手術の内容や時間については、事前にしっかりと説明を受け、納得されたうえで施術を受けることが大切です。

鼻尖縮小で細さの調整は可能ですか?

 鼻尖縮小は、丸みのある鼻先(だんご鼻)をシャープにする手術です。

「細さの調整」として意図的に仕上がりを太めにすることは技術的には可能ですが、効果が弱くなり、本来の目的が達成されにくくなることがあります。

自然な印象を残しつつ、しっかりと効果を出すためにも、過度な調整は推奨しておりません。

ただし、お客様のご希望に応じて柔軟な対応も可能ですので、カウンセリング時に遠慮なくご相談ください。

鼻尖縮小術とはどのような手術ですか?

施術は両側の鼻の穴の中から切開し、皮膚をめくって内部の軟骨や脂肪にアプローチします。

以下の4つの処置を組み合わせて行います:

鼻先の皮下脂肪の切除

鼻翼軟骨の一部切除

鼻翼軟骨の中央縫合(内側に寄せる)

必要に応じた耳介軟骨の移植

これらを組み合わせることで、丸い鼻先をすっきりとシャープに仕上げることが可能となります。

お客様一人ひとりの鼻の形やご希望に応じて最適な術式をご提案いたします。

施術に関するよくある質問

監修医情報

■ 医師

THE FIRST CLINIC 統括院長 惟村 公郁

■ 経歴

【2017年】
北里大学 卒業
北里大学病院 脳神経外科 入局/形成外科/麻酔科

【2019年】
北里大学メディカルセンター
脳神経外科、救急科、コロナ病棟担当医(助教)

【2022年】
大手美容外科 入職

【2023年】
『THE FIRST CLINIC』開業

■ 所属学会

  • 医師免許
  • 無線技師
  • 世界美容外科学会(WSAPS)認定専門医
  • 脳神経外科学会 正会員
  • ジュビダームビスタ バイクロスシリーズ治療認定医
  • バクロフェン髄腔内投与(ITB)療法認定医
  • ボトックスビスタ治療認定医(各種治療)
  • ゼオマイン治療認定医
  • 慢性疼痛に対するフェントステープ登録医師
  • エピペン処方認定医
  • 厚生労働省 オンライン診療認定医

■ 紹介とコメント

紹介▶
専門分野以外にも様々なコトを知っており、栄転のたびに転職するという奇抜な経歴の持ち主。
トライデントジムで総合格闘技と柔術の選手として日々研鑽を積む。
医師免許の他に無線技師の資格も保有。
桐蔭横浜大学の吉田薫教授、池上和志教授、宮坂力教授とペロブスカイト太陽電池について共同研究中。

コメント▶
TFCでは、多くのドクターの知見や患者様の意見を元に、様々な工夫を行って、非常に精度の高い施術を行っております。
とにかく患者様に困ったことがあれば、専門外のことであっても気兼ねなく相談してください。
英語での診察も可能です。
We are foreigner friendly clinic which offers English services.