クマ取りの整形を受けたいものの、ダウンタイムに関して不安を抱いている人もいるでしょう。

美容医療にダウンタイムはつきものですが、どのような症状がどれだけの期間続くかあらかじめ理解しておきたいものです。

本記事では、クマ取り整形の概要について解説したうえで、ダウンタイムの症状と期間を詳しく説明します。

ダウンタイム中の過ごし方についても紹介するので、クマを解消したいと考えている人はぜひ参考にしてください。

クマ取り整形には主に2種類ある

美容クリニックでクマ取り整形を受ける場合、眼窩脂肪除去・脂肪注入のいずれかまたは両方を選ぶケースが多いです。

眼窩脂肪除去は単体で受ける場合もありますが、脂肪注入は基本的に眼窩脂肪除去と併用します。

クマには黒クマ・茶クマ・青クマの3種類があり、上述した施術は主に黒クマに効果的です。

茶クマや青クマは、ピーリングやレーザー治療といった整形以外の手段でアプローチをする場合が多いです。

なお、黒クマとは目の下のくぼみやたるみが原因で生じるクマです。

判別方法としては、鏡の前で顔を上に向けた際にクマがなくなる場合、黒クマである可能性が高いです。

なお、青クマ・茶クマの原因と見分け方は以下のとおりです。

【青クマ】
原因:疲労・睡眠不足・ストレス・血行不良など
見分け方:目の下を引っ張ってもクマが移動しない

【茶クマ】
原因:マッサージやクレンジング時の摩擦・紫外線・乾燥などによる色素沈着
見分け方:目の下を引っ張った際にクマも移動する

ただし、複数のクマが併発している場合もあるため自力で正確に見極めるのは難しいため、医師に診てもらうことをおすすめします。

クマの種類を正確に特定することで、効果的な治療を受けられます。

クマ取り整形「眼窩脂肪除去」とは

眼窩脂肪除去とは、目の下の脂肪を物理的に取り除く治療法です。

加齢や骨格などが原因で押し出された目の下の脂肪は、自力でなくすのが非常に困難ですが、直接脂肪を取り除けば半永久的に効果が持続します。

このように、マッサージなどでは対応できないクマにもアプローチできるのが嬉しいポイントです。

また、基本的には粘膜部分にメスを入れるため、傷跡が残りにくい傾向にあります。

「眼窩脂肪除去」のダウンタイム症状と期間について

眼窩脂肪除去を受けたあとには、1~2週間ほど痛み・腫れ・内出血といったダウンタイム症状が現れます。

麻酔の効果が切れたタイミングで鈍痛が生じるため、処方された痛み止めを服用しましょう。

我慢できないほどの激しい痛みは基本的に発生しないため、ご安心ください。

また、腫れのピークは施術後1週間ほどです。

ほかにも目の周りに違和感を抱く場合もありますが、時間の経過とともに落ち着くため焦らず様子を見ましょう。

クマ取り整形「脂肪注入」とは

脂肪注入とは、眼窩脂肪除去を受けてできた目の下のくぼみに適量の脂肪を注入し、凸凹を均一にする施術です。

自身の太ももなどから抽出した脂肪を入れるため、安全性に優れています。基本的に、クマ取り治療として脂肪注入のみを単体で受けることはあまりありません。

脂肪注入も併用するとその分ダウンタイムが長くなり、費用も高額となりますが、より綺麗に仕上がります。

そのため、医師から納得感のある提案があった場合は一緒に受けることをおすすめします。

「脂肪注入」のダウンタイム症状と期間について

目の下の脂肪注入後のダウンタイム症状は、眼窩脂肪除去と同様に痛みや腫れ、内出血などです。

ただし、2週間〜1ヶ月と、眼窩脂肪除去を単体で受ける場合よりもダウンタイムが長引きます。

また、併用する分だけ症状が重くなる場合が多いです。

クマ取り整形後のダウンタイム中の過ごし方

クマ取り整形を受けたあとのダウンタイム中には、以下の3つの過ごし方を取り入れましょう。

  • 患部をむやみに刺激しない
  • 血流が良くなる行動を控えて安静に過ごす
  • 腫れや赤みが目立つ場合メイクなどで隠す

その他にも、医師から指示があった場合は従うようにしてください。

適切な過ごし方を意識することで、症状を和らげて身体への負担を抑えられます。

患部をむやみに刺激しない

美容クリニックで治療を受けたあとは患部が気になるものですが、不用意に触らないようにしましょう。

洗顔やメイクをする場合は優しい力で触れ、強い刺激を与えないようにしてください。

副作用が治まるまでは、目元のマッサージも控える必要があります。

ゴシゴシと擦ったりしてしまうと、腫れが悪化したり傷跡から細菌が入ったりする恐れがあるため、注意が必要です。

血流が良くなる行動を控えて安静に過ごす

過度な飲酒・長時間の入浴・サウナなどの血流が促進される行動を取ると、内出血などの症状の悪化につながります。

そのため、ダウンタイム期間中は飲み会やスポーツなどの予定を入れないようにしましょう。

お顔に血液が集まるのも避けるのが賢明です。

就寝時には、通常時よりも枕を高くするとよいでしょう。

また、日中はなるべく横にならず過ごすことをおすすめします。

腫れや赤みが目立つ場合メイクなどで隠す

クマ取り整形後、外出の際に腫れや赤みが気になる場合は、メイクでカバーすると比較的キイナらなくなります。

コンシーラーやファンデーションでクマを隠すと良いでしょう。

ただし、刺激を抑えるためにも肌に優しい化粧品を選ぶことを推奨します。

メイクができるようになるタイミングは医師や美容クリニックの方針によって異なるため、カウンセリングの際に確認しておく必要があります。

THE FIRST CLINICはダウンタイムについて丁寧に説明します

クマ取り整形を得意としているTHE FIRST CLINICでは、カウンセリングに力を入れています。

ダウンタイムの症状や期間、過ごし方について丁寧に説明し、納得していただいたうえで施術を実施しますので、ご安心ください。

ダウンタイム以外にも、施術時の痛みや費用など、患者様の不安や疑問に徹底的に寄り添います。

自力では治せないクマにも的確な施術でアプローチしますので、ぜひ1度カウンセリングにお越しください。

【まとめ】クマ取り整形後のダウンタイムについて正しく理解しよう

美容クリニックでクマ取りの整形を受けたあとには、痛み・腫れ・内出血などのダウンタイム症状が発生します。

我慢できないほどの症状が現れるケースは稀なうえ、時間の経過とともに落ち着いていき、もとの状態に戻るためご安心ください。

副作用が出ている期間中は、血流を促進せず安静に過ごしたり、患部をなるべく刺激しないよう心がけたりすることで、身体への負担を抑えられます。

ぜひ本記事の内容を参考にして、クマ取り整形後のダウンタイムについて理解を深めたうえで施術を受けるか判断してください。